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静岡空襲から78年。
当時 患者の命を守ろうと殉職した看護師たちを悼む慰霊式が、20日 静岡市葵区の病院で開かれました。
1945年6月19日の深夜から20日未明にかけて、静岡市に10万発を超える焼夷弾が落とされ、約2000人の命が奪われました。
犠牲者の中には当時 静岡病院で働いていた看護師8人と患者2人も含まれていて、病院は毎年10人を追悼する慰霊式を開いています。
20日は看護師や職員など約50人が参加し、焼夷弾の熱に苦しんだ看護師たちを供養しようと、冷たい水と白とピンクのカーネーションを捧げました。
静岡市立 静岡病院 看護部・青山 治子 部長:
自分の命を惜しまずに患者さんの命を助けたという看護師たちの思いに、感銘致しました。(殉職した看護師たちに)「看護の心を受け継いでいきます」と伝えたいと思います
小野寺智哉 病院長は「患者に命を捧げた看護師たちの心を継いで、今後も患者やスタッフに優しい病院でありたい」としています。
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