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『御家人斬九郎』(ごけにんざんくろう)は、柴田錬三郎による時代小説。
概要
1975年10月に創刊された日刊ゲンダイにて新聞連載された後、1976年(昭和51年)に講談社から単行本が刊行され、翌年2篇の読み切りが「オール讀物」で発表された。晩年の柴田が最も力を入れた連作である。フジテレビでドラマ化されている(後述)。
江戸時代の末期を舞台に、大給松平家に名を連ねる名門の家柄ながら無役・三十俵三人扶持の最下級の御家人である松平残九郎家正(通称、斬九郎)が、かたてわざと称する武士の副業によって活躍する物語。残九郎の許婚(いいなずけ)の松平須美、幼馴染で北町奉行与力の西尾伝三郎、馴染みの辰巳芸者のおつた、など多彩なキャラクターが登場する。
各話題名
※新潮文庫目次より (ISBN 4-10-115027-3)
第一篇 片手業十話
第一話 男ってえ奴はこんなものさ
第二話 二兎を追ったら二兎を獲るさ
第三話 隻腕でやるかたてわざだぜ
第四話 柳生但馬守に見せてやりてえ
第五話 直参旗本の死にざまだぜ
第六話 良人を殺した気持が判るぜ
第七話 女の怨念はおそろしいやな
第八話 寺で新仏をつくってやらあ
第九話 正義の味方にだってなるぜ
第十話 女の嫉妬はこうして斬るのさ
第二篇 箱根の山は越えにくいぜ
第三篇 あの世で金が使えるか
第四篇 美女は薄命だぜ
第五篇 座敷牢に謎があるぜ (「オール讀物」昭和52年7月号掲載)
第六篇 青い肌に謎があるぜ (「オール讀物」昭和52年2月号掲載)
15 comments
古代?って表現はおかしくね~(笑)
般若みたいな面しとるな
極悪人 有川博
フジテレビ制作の90年代の時代劇は傑作ばかり。鬼平、剣客商売、そして斬九郎。
古い時代劇ですけど 御家人斬九郎さんが為ってる 渡辺謙さん 格好いいです
渡辺 謙さんにしか出来ない役どころですね。流石に御家人です。今では民放で時代劇が殆どない放送されない寂しい時代です。フジテレビで、放送していた時代劇が好きでした。韓国の韓流番組放送すくらいなら、日本の時代劇を民放で放送して頂きたいものです。
滅茶苦茶に出鱈目の日本語字幕ですね。日本人が編集したものではありませんね!
原作者の柴田錬三郎氏が、主演の渡辺謙が正に斬九郎のイメージ通りと言われていたそうです。確かに、似合ってますよね
時代劇を見ながら、英語の勉強もできるとは、いい時代になりました。ありがとうございます。
若村麻由美のこの色っぽさよ…
おっそろしいまでの日本語字幕。
斬九郎がジャンクやサークル
武家がボケ・・。どうしたいのや?
柴田錬三郎の名作、渡辺謙、若村麻由美最高です、何より素敵なのは岸田今日子さんの真砂女様❤
ざんぱちワロタw
ナベケンさんの時代劇ドラマは、渋く見いってしまうさすが、名俳優❗️
自分の勘違いかもしれないけど確かそば屋でなかなかターゲット?が来ないので時間を潰すのに一苦労する場面があった様な・・・