語らない人たち　和歌山カレー事件ドキュメンタリー映画『Mommy』を見る

砒素ってそんなに種類あるの？　DNAや指紋みたいに？　パターン認識って血液型よりひどいな。血液型ってABO型以外にも約100あるよ。
去年は『Winny』、今年は『Mommy』。
関西･近畿の話や両方。
取り上げてくれてありがとうございます。

前売り券を購入し、先週観覧してきました。
林さんの刑は確定していますが、（映画中の）園部の皆さんや（パンフレットの）和歌山署の警官の言うように“終わった事件“”ではないと思っています。
だって林さんはまだ生存しているのだから。冤罪か否か、再度捜査されずに刑が執行されるのならば、それは司法やマスコミのメンの為「生贄」です。

そして、真犯人が何の罪にも問われず、庶民に紛れて生活し続けている可能性が完全否定できない恐ろしさ…。

では林ますみの長男が「真犯人はお好み焼き屋の主人のXXさんだ」と動画で公言しているのは許される行為なのか？彼はこうやってすでに故人であるこの男性を証拠もなく、自分が怪しいと思うというだけで言いふらしている皓はどう思うのか。何でも信じるアホどもは「ああ、そうか。マスコミと警察は嘘ついてたんか。ますみと思とったが、長男が「違う。実は死んだあいつや。実は地元の人はうすうす知ってる」というとる。やっぱこっちが真実やな」と大騒ぎ。国家権力は恐ろしい事をするのは確かだが、群衆の愚かさも恐ろしい事ではないのか？県警が出した１７００点に上るますみ有罪の証拠は無視し、１０分くらいの動画と林健司と長男のよた話にまだされる愚民の愚かさが恐ろしい。

この映画はカレー事件のみならず、今の警察や司法の在り方に問いかけ、そして一石を投じることは間違いないだろう。
主観的な捜査だけで証拠固めして事件を解決しても、客観的に見て『偽』であることもありうる。
何が真で何が偽か、正確な判断を裁判所はして欲しいものだ。