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6月15日熊本市中央区で飲酒運転の車に女性がはねられ死亡した事故を受け、警察が12日夜から13日にかけて、現場近くで飲酒検問を行いました。
【前田美沙希記者】
「午後11時です。死亡事故があった現場近くで警察が取り締まりを行っています」
12日午後11時ごろから熊本市中央区細工町の県道で行われた飲酒検問。
近くでは、6月15日午前4時すぎ、危険運転致死傷などの罪で起訴されたホストクラブ従業員松本岳被告(23)が酒気を帯びた状態で車を運転し熊本市職員の女性をはねて、死亡させるなどの事故が発生しました。
警察はこの事故を受け、取り締まりを強化、12日午後11時からおよそ2時間にわたって通りかかった車の運転手の呼気からアルコールが検出されないか調べました。
警察によりますと、今回の飲酒検問では、検挙された人はおらず、基準値未満の
アルコールが検出された1人に対し、警告をしたということです。
県内における飲酒運転の検挙件数は、新型コロナ5類移行後、大幅に増加、去年1年間では527件にのぼるということで、警察は「重大な事故につながる恐れがある」として注意をよびかけています。