障害者の施設が、足りません。大阪府では、入所施設の待機者が、1000人を超えていて、その6割近くが、5年以上、待機したままだとわかりました。10年間待機している障害者とその家族を訪ねました。(2024年5月24日放送)
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大阪府杉田市に住む願辻井秀子さん57歳 ぞ くさいさんこんにちはご説はよろしくお 願いしますせーのよろしくお願いし ますひこさんの次男さんは28歳思い知的 障害があります お願いしますわお願いしますえ違う違うお 医者さん違うで大丈夫お話やではいお話し ましょううんうん西村さんとお話お話し ましょううんそれができへんから困ってん な僕話できへんもん な大阪市内の会社に勤務している父親の 住田さんは63歳 ですもう1人の息子は独立し親子3人で 暮らしてい ますさんは自閉症でこだわりが強い傾向が あり ます気に入ったアニメの同じシーンをも ますお家にいるとこうやって静かに過ごせ てるこう自分のエリアだから多分それが外 に出るとやっぱカなので周りをものすごく 警戒して みタブレットひこさん曰く小心者の息子 はいしかし時折り驚くような行動が現れ ます してくれちょっとだけ始まった始まった 始まった始まったごめんなさいねすいませ ん聞かれるからもうぶっ飛ばされるから 当たっ たら共同行動 障害自閉症の人などに現れる二次障害です 厚生労働省の報告書によると共同行動障害 とは大きな声を出すなど周りが困って しまうような行動を繰り返し特別な支援が 必要な状態 ですおあなさんの場合は他人を傷つける 互い行為もあります てくれま自宅から通っている作業所で職員 を傷つけることがありますった と支援していた田さんの手を噛んでしまい ましたってありますよね職員さんの手を うんそうそうそうそうそう そう去年12月職員の手を噛んだ弥 さんすごい優しく子さんは謝罪の言葉を 返しました優しくて すごい困った時になんでお前が分かって くれへんねんガブって噛む時とかねなんか こう愛情があるからゆえに腹が立って 引っ掻いたり噛んだりと か不安になった時や困った時にそばにいる 人を噛んでしまうの です息子の不安を少しでも和らげようと 先々の予定を前もって伝えてい [音楽] ます金曜日にお泊まりみんなの 木 で やすみ やすみ ですどうです か泣いてるうん出なた ひ嫌だっ [音楽] た尚弥さんの互い行為は子春期の頃が ピークでし た的がいつも私なのでやっぱり母親って 思い通りになるって思ってるので力づくで かかってくる噛みついてくる髪の毛 引っ張られる引きずり回されるみたいなが 自宅であった時にお兄ちゃんが怒って弟の 胸ぐらつむんですよでそれを私は名も守り たいしお兄ちゃんもそんなことさせたく ないからやめてやめてって言って お兄ちゃんを止めるんですよそしたら今度 パパがお兄ちゃんに怒ってお前何してん ねんて言ってもうなんかあのの時はなんか 加速崩壊かなと思いましたけどねうん ちょっと時間を置くと悪いことしたと思う んですよねでこ自分ちょっと頭下げて ごめん なさい家族はもう あの傷ついてももうこういう子が家族に いるから思えるんだけど他人にやった時に 私たちはやっぱりいまれ ない怖いなおちゃんに返信したらあかんで 分かったはえ噛んだり引っ掻いたりしたら あかん で返信したらあかんでオケーはえうんえ何 やなんか聞きたいことがあんねやろ何 何言って みなんか言う言いたい他人を傷つけること がないように聞き たい気持ちの高ぶりを抑え不安を沈める薬 を20年近く毎日飲ませてい ますこっちのお薬ははい全部精神のお薬 ですこれは利き目の早い薬人に会う前など に服用してい ますお医者さんは1日朝昼222方って 飲ませても大丈夫っっておっしゃいます お母さんとしてはここまでます辛いですよ やっぱり目地相てよだれべって出てなんか 何のために生きてんのかなって思いますよ ね尚弥さんのような共同行動障害の人は 全国に少なくとも4万人いると報告されて い ます周囲の理解を得られず悩みを抱え込む 家族もい ます死ぬ時期がねも一緒であれば ずっと一緒にいときたいんですよ正直な ところそういうわけにいかないです から彼があま安心して暮せるところを確保 しとかない とできるだけ早く息子が暮らすための障害 者の住まいを見つけ たいそう思った出来事が1年前に起きまし た 去年5月秀子さんは腰の激しい痛みに襲わ れ2ヶ月間ほぼ寝たきりになりまし た腰椎滑りしという病でし たこんにちは 願いし ます現在の主富野先生ですどうでしたか いかあの腰をはい守りすぎてかはいやっぱ ちょっと体使いすぎるとうん痛みが出 やすい型の腰そうですねそうです ねはいひこさんの腰のレトゲ写真ですそう ですねこれがよつの骨になってくるんです けどここよつの3番目の骨が前方にずれ てる状態になり ますで腰椎滑りしとは骨がずれて痛みが 出る病気 です発病から1年今も痛みに悩まされてい ます腰から足にかけて痛みが出たりま最悪 の場合歩けなくなったりすることもあり ますのではい感知はするんですか感知はし ないですね ここ数年は実家に通って認知症の両親も 介護していて腰に負担がかかっていまし たお薬入れますねはい頑張ってくださいみ ますもちょっと痛みます 3週間ごとに痛みを抑える駐車をして もらいなんとかしいでい ます腰の病に倒れて分かったのはげます 病気になっても息子を任せられる施設が ないということでし た先生がなるべく 腰に負担のかからない生活をしてそれは 無理やな無理ですよねやっぱり彼と生活し てると何もかも全解除なの でまだ体が動くうちに息子の受け入れ先を 探したい焦りのような気持ちが湧いてい ます 人で生活のほぼ全てに支えを必要として いる さん 腰腰の痛みをこらえながら夫とに息子の 入浴を支えています の椅子を使うようになってちょっとマに なったんですけどねあの古い椅子やったら も実は今から10年前尚弥さんが支援学校 を卒業した 時秀子さんは大阪府内の障害者の入所施設 参加所に申し込みをしまし たしかし未だにどこにも入れません 入所施設とは会場付きの障害者の住まい です特に障害の重い人を受け入れて24 時間支えてくれる施設なのですが大阪府が 去年初めて入所施設の待機者について調べ た ところ待機中の人が1000人を超えてい てその6割近くが5年以上待機したままだ と分かりました 家族はもう限界 ですそれぞれどういった事情が終わりに なるのかということのあの詳細なあの実施 のえ実態のこの確認えそういったことを 踏まえた上で市町村と協力して対応を考え ていきたいと思いますこれから考えると いうことうんあの今回あのこれは調査を いたしましたのでえその上でえこの調査の 中身をより掘り下げていくとそして現実的 な対応の必要性えそこしっかりと捉えて いきたいと思い ます大阪府は障害者が入所施設ではなく 地域の住宅で暮らせるようにと考えていて 入所施設については定員を削減するよう 進めてい ますま待機者が1077人いると分かった 上で入施設の定員を削減する計画を持って 目標地を定めて定員を削減するこれはどう してでしょうかまず調査は率先して大阪府 が行いましたそしてその上で えその調査の中身より具体的にどういう ニーズがあるのかということを市町村の皆 さんと一緒に掘り下げていってそして今 地域以降がベースになっているのでそれも ベースにしながら障害者の皆さんの実態に あった対応をしていきたいと思います 施設3箇所に申し込んで10 年どこにも入所できないままの辻さん28 歳ここ てからねたお茶だ ね2年後には父親の住田さんは65歳高齢 者になり ます夫婦でいつまで息子を支えられるのか 不安を感じてい ますお茶 のしおおじゃなくてお茶 のし あれ あれいつまでも入れないのはういう やっぱりすごい扱いの 難しい人ばかりが炙れちゃうんじゃないか なってそういう柔道の子だけが行先がない のかなって いう大阪府では去年障害のある子を1人で 支えていた母親が自宅で病死していて子供 が残されていたという事例が報告されてい ますお父さんと お母さんいなくなったなおどう する 悲しいあそんな言わんといてほしいうんで も僕1人になったら困るやろえ えなあ1人なったらどうするあ あで考えたって何に もあのいいこと なんて起きないし見つからないし で私らが死んだ後どうなるかわからないっ て分かっててこの毎日を過すっていうのは すごくやっぱりストレスですよ ね靴下息子の受け入れ先は一体どこにある の だろうやるせない思いを抱え ながら1日が過ぎていき ますは