【NHK杯棋譜解説】羽生善治九段ｰ中村太地八段　角換わり　圧巻！ノーミス完勝譜　勝者が藤井聡太八冠と対戦　第73回NHK杯将棋トーナメント

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はいめですよろしくお願いいたしますそれ では今回はNHK配線の中村太地8段対 ハブ団線の寄付並べをやらせていただき たいと思います先手が中村8段後手がハブ 団で角がり長の出だしになっていきますが ハブ団がなかなか角道を開けずに一体どう いう展開になるのかということで注目され ましたえただハ団16手目でサフと角道を 開けましてえここから普通の角がりに進行 していきます37系と跳ねて77角なり 同銀22銀と進行しますで中村8段は1筋 を保留して46歩とつきましてハブ団は 33銀と飛車先を受けましたで中村8段と してはここで1筋つくかどうかという 難しい局面だったと思いますが16歩と 普通につきましてこれで完全にいつもの角 代わりに合流という形になりましたで74 歩ついてで96歩94歩足を付き合って 47銀ですねそして73系と跳ねて以下 29飛車81飛車と互いに下段2飛車を 引き合って48金62金とま現代将棋の 上石系に進行していきましたそして66歩 と中村8段ついて65系を阻止しハブ段は 54銀と腰掛銀に上がりまして56銀です でここで玉と引くと手が悪くなるという ことでえ最近は52玉がえ常識となりまし たそして中村8弾ここで69玉から79玉 といくえ定石もありますが79玉と ダイレクトに引いていきました以下42玉 と進行したところでここから中村太地8段 が4号系と仕掛けていきます44銀の定石 もありますがハブ段は22銀と引いていき ましたまこちの方が最近は圧倒的に多い ですねそして中村8段3号歩とつきまして 同歩に6号歩とついていけましたここでは いろんな仕掛けがあってま3号つく前に7 号歩とかあるいは3号歩同歩に1号歩 入れるとかま2フ入れるとか本当に いろんなパターンが試されておりますが 中村8段は65歩と6筋をついていきまし たここでハブ弾が候に入っていきますま 本当に難しいとこですねま 同同歩全部あるいは44歩いろんな手が ありますで実践はハブ段が悩んだ末に同歩 としましたが仲間の8段は64角と狙いの 手で攻めていけましたまちなみにAI的に は同形が最前と出てはおりましたがこれも 難しいですねえ同形と取ると当然この4 地点のスペースをめけて同銀え同歩34系 という変化がありますえここでAIの主張 は3玉と引いて後手やや有利というもので はありましたがま22系なり同局の後ま 15歩同歩24歩とかでま34銀とかえ ガンガン攻められる形なんでま早出しで やってるとむしろ受け一方に回される後手 の方がむしろ負けそうとそういう展開だっ たかもしれませんハブ団としてはそういう ところも想定したでしょうか実践は単に同 と取っていきましたそして以下64角くと 中村8段打っていきますこれほっとくと 53系なりと捨てて同金に73角なりと 73の桂馬を取ろうというですねでここで 株としては84角で受けるか44角で 受けるか非常に難しいところでしたが実践 は悩んだ末に44角と打っていきました これで53系なりには同角と取れますので え53系なり同金73角なりの筋が消え つつえさらに44の角がすっと先手陣を 睨むそういった展開になりましたえここで 中村8段は2オフとついていけますこれも 厳しい手ですねオフに対して普通に同歩と 取りますと同飛車と取れましてで仮に23 歩なら44飛車という手がありました44 飛車に同歩と取るとま53系なりから73 角なりもありますしえここで単に72と いう次の一手のような鮮やかな決め手が 生じておりましたこれで飛車を逃げると 54角なりと取ってえ同歩と取れませんの でこれは銀取って5手がえ先手が必勝系と で7に角に同金の場合は53角成りとし ましてで王様を交わすと54馬と取った手 が72と32の筋取りかつ次の53系なり を見せてこれも先手が必勝系となりますこ 幻の72角ですねえということでえその幻 の72角を食らわないためにカ団実践は ここで1発86歩の突きしてを結構して いきました86歩に対しては同歩も同角も あるいは同銀もありそうなところでしたが 実践は中村八段が同角と取っていきました これで73地点に角が効かなくなって しまったのでえ2オフと風に取りまして ここで少しハブ弾がリードの流れとなって いきますま結果的には同歩と取って え53系なりで無理やり攻めていくのが 1番良かったようですがま初見だとかなり 角が狭くなってしまうので同歩とは差し づらいという状況だったでしょうか実践は 一番無難そうな同角でしたがま24歩と手 を戻してカ段が十分な進行となっていき ます2オフに仮に同者と取ると23銀と壁 系を立て直しましてえさっきの44同歩 72角という狙いがえ86したと差し違え られてしまうのでできなくなるということ ですねえ取れば72金と手を戻して角が2 枚取れた後手が大優勢となりますまこれが さっきとの大きな違いで72角の時に86 飛車があるので成立しないということです ねえということで中村8段は歩と勝負手を いましたえ同形と傾向感になればうまいん ですがハブ段はすぐに23銀と差していき ますこれでちょっと先手からの攻めが非常 に難しく後手がはっきりリードの展開と なっておりますで中村8段はここで1号歩 をついていきました手抜きする手もなくは ないんですがハブ団は堂々と同歩と応じ ますこれで完全に先手に手がないと見てる わけですね中村8段はここから37金と非 手段に訴えていきましたこれ26金からえ 39したとか1号強者とかで攻めていこう という1着ですねえさすがの粘り強い一手 ですがハブクダは冷静に37桂馬と33 桂馬と自陣の売を消していきますま同形 なりなら同角で5手人が抜群に安定して おり ます実践は中村8段が26金と少子完徹で 金を使っていきましたカブ団は85系と 軽やかにさきまして68銀と引くと99の 強者が取られてしまうので中村8段88銀 と引いていきましたやっぱりちょっとこの 壁銀になってるので非常に先手が辛い格好 ですここからハブ団が攻めの手を継続する かと思いきやじっと32玉とよったのが これがまた匠の技でございます86の核の 危機から王様をかわしてえ金銀に近づけて しっかり安定させて勝とうというさすが ベテランの味ですねえこれで先手かなり しびれた格好となっております中村8段は 3球車とよって攻めの継続を測りますが 34金と力強く35地点を受けられてえ ちょっと先手から手がない状況になりまし た実践は33系なりとしますが同銀と味 よくハ団がを解して玉頭が非常に手厚い ですそして中村8弾4号銀4号桂馬と 無理やり攻めていけますが42銀と味よく 引いて切れが非常に痛くえだいぶ辛い形成 となっております45系のところ45銀も ありそうなんですがえこれに対しては66 書くと柳に風とかわされまして次57角 なりが大手下取りで非常に厳しい狙いと なってしまいますえ金と上がる手は角を どうぞお取りくださいと55系が非常に 厳しく66金は同歩で次の67りが厳しく コテが必勝系ということですねえという ことで4号銀を見送って4号系と打ちます が42銀と軽やかにかわされてちょっと 先手から手がない状況となっております ハブ段が必勝系に限りなく近い状況となり ましたえ完全に手がなくなったように見え た中村八ですがここから77系とさすがの 手をひねり出していきました89への王様 の逃走ルートを気づきつつ桂馬を取って なんとか攻めを継続しようということです ねえただハブ団は25歩と冷静に金に働き かけまして27金と下がらせてま金を無効 化してとうと66系と決めにかかりました さすがに守備の金めの金を取られると まずいので68金とかわしますがえそこで 77系なりと取っていけますま同金と取る と58Kなりのラインも生じてしまいます しえ同角も怖いとこですねで実践は同銀と 取っていきますちなみに同角と取ると何が 怖いかというと75歩の味が抜群によく次 取れば76系統両に打たれてしまいますし ほっとけば76歩と取り込まれて大きな 拠点になってしまうとえそういう状況で ございましたなので同と取りますがえここ で75歩が絶好の味の1着となっており ます同角は87下なりがありますしま同歩 も大きなきりになって取れないという ところで中村8段は67銀と引きつけて 頑張っていきますがハブ団の85桂と強烈 な桂打ちが入りました88銀と引きますが 76歩と攻めが継続してきます次77歩 なりが分かっていても受けづらくえ78歩 と打つための1歩は小台にないという状況 なので同銀と取りますが77歩が絶好の 垂らしとなりましたこれで今度こそ次78 船が分かっていても受からない状況となっ ています中村太地8段は33歩と極東を 叩いて様子を見ていきましたこの拠点が 残ってしまうと気持ち悪いということで ハブ団は同銀と冷静に対応していきますで 同形なりなら同角で何も大したことがない ということですね中村8段は38車と 上がっていきましたこれもまた凄まじい 粘りでえ7筋方面に飛車を効かせてなんと か頑張ろうとそういう状況になっています ただハブ団は手を振らせながら78歩なり と決めにかかりますで同金に同形なり同と したところでズバっと88角なりと決め手 が立しました同局に77銀と打ち込んで いきますえここで中村8段は79玉と交し ていきますが仮に同角の場合は同形なり同 玉に66角という決め技がありました68 玉には45銀と取りまして同歩に46系が 通だとなります46系に18飛車などと 交しますと例えば77金打って59玉に 76金と取って次の57角なと87なりを 同時に受けるのが極めて難しくえ後手局は 鉄壁で後手が必勝系ということですねと いうことで実践は同角とは取れず79玉と 引きましたが86銀なりと普通に核を取っ てえ同歩には77桂なりが厳しい攻めと なります中村8段はここで33桂なりと銀 を取りまして同金にサオフと勝負を放って いきました団は冷静に金と応じまして56 角の攻防集のところでえここで次に34角 と金を取られても大したことがないと 見切って77系なりと踏み込んでいきまし た中村8段は86歩と成銀を取りますが 66系が全てを読み切りた1着でえこれで 先手の受けがほぼ完全になくなってしまい ました次78歩という攻めが分かっていて もちょっと受けづらくま86飛とか76 成銀とか49角とかそういったラインも ありますのでもうとても受けよがないと いうことで中村8段34角と形を作って いきますが78歩打たれたところですぐに 投了となりましたカブ段が手厚い差し回し から最後は一瞬の寄せを決めて解消これで 藤井NHK杯の末準決勝に駒を進めました ズ以降は69玉なら47角とってこれで 積んでいます 例えば58金と合駒しても68金と打てば え角の利きで同金と取ることができず一定 詰めという形になりますなので78歩には 同角か同飛者しかありませんがえ仮に同角 の場合はそこで68金と打つ工手があり ますで同者に同なり系と取りまして同局に 48下とってこれで77玉なら78下なり で1発で積ませるというとこですねね48 飛車に67玉は58飛車なりとしまして 56玉なら47角77玉には780まで 積んでおりますいずれも済ますことが できることが分かりましたで89玉も88 金で積み同角もえ68金から積むという ことでまこれ以上やっても意味がないと いうことで投了されたというとこですねで 78歩にま一応同飛の変化もやっておき ますがこれは簡単ですね同形なり同角に 68金とちまして896に88車まで積ん でおりますということでハ段見事な解消で 藤井8間との対局に駒を進めましたこれで 準決勝藤井NHK敗退ハブ団そして隣の山 はえ増田団対有8段か天彦団線の勝者と いう形になりますということで3月10日 に富井NHK敗ハブ戦が放送ことが決まっ ておりますここまでご視聴いただけまして 本当にありがとうございましたこの動画が いいなと思ってくださった方は高評価 チャンネル登録いただけますと大変励みに なりますのでどうぞよろしくお願いいたし ますそれでは失礼いたし ます I