Home » Announcers » 女子アナ » 【スカッと総集編】話題沸騰中の新商品を開発した俺。秘密保持契約をしてないとも知らずにクビに上司「お前の技術を他で活かせると良いなw」俺「そうですね」→後日即ライバル会社に技術導入した結果w【

【スカッと総集編】話題沸騰中の新商品を開発した俺。秘密保持契約をしてないとも知らずにクビに上司「お前の技術を他で活かせると良いなw」俺「そうですね」→後日即ライバル会社に技術導入した結果w【

by ANNAPOST



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※スカッと子猫では実際にあったエピソードを元に再現、編集してご紹介しております。
※当チャンネルの動画に登場する人物は仮名です。実際の人物や地名とは関係ありません。
※当チャンネルのストーリーはオリジナルです。
二次利用、複製、無断転載等の行為は固く禁じております。

#感動する話,#朗読,#スカッと感動,#泣ける話,#ほっこりする話,#猫,#スカッとする話

あんたなんか他人の評価をずる賢く横取り したに決まっているわ私はあんたみたいな さえない男を信用しないこのプロジェクト からも降りてもらうわあんたなんかがうち の顔って恥だ もん社長令嬢のあまりにも理不尽で一方的 で差別と偏見丸出しの見下しと罵倒だった 瞬間俺の中で何かが爆発し た恥ですか わかりましただったらこのプロジェクトの 責任者を降りましょうついでにこの会社も 辞めさせていただき ますとうとう堪忍袋の王切らした俺にも 下道2人は嬉しそうにニヤニヤするだけ だっ たあんたみたいなさえない男がうちにいた 痕跡は一切残さないでねうちのお点になる から全部綺麗に片付けてとっとと出ていっ てね あろうことかとどめを刺すようなひどい 追い打ちのステゼレフで俺を 追い払う俺は本当に全部綺麗に俺の痕跡を 消せばどうなるのかこの腐った下道どに 思い知らせてやろうとこの時決めたのだっ た俺は東山 月今年で30歳になるどこにでもいるよう なサラリーマンの男だ今日は絵に描いた ような凡人の俺でもも心の持ちを1つで 大きく変わった話の顛末を話していこうと 思う東京の郊外で生まれた俺は幼少の頃 から頭は良くなくこれといった取りえも ない子だっ た小学校の頃からすでにいわゆるその他 大勢凡人を絵に描いたようなクラスに埋没 する目立たない子だった勉強は常にクラス の中でも中の芸くらいで足も 運動会は苦痛だった中学に進んだ俺は 極めて凡人らしく1番多くの子が入部した バスケブにその他大勢の1人として入部 弱小の中学だったため試合には出れたが常 にボロ負けし大会とかでいい思い出は1つ もないやがて中3になり高校受験相変わら ず俺の頭は良くはならず成績は低迷してい たそれは高校受験直前まで変わらず結局俺 は第一志望の取立受験に失敗不法いながら 滑り止めの底辺たちの私立高校に通うこと になっ たうちは決して豊かとは言えない家計状態 だったので母親 から高い授業料の私立に通わせてやってん だからねと散々嫌味を浴びせられたもの だっ た俺はこの高校受験の失敗体験がかなり トラウマとなりそれ以降は頑張ったって どうせ無駄だという虚無主義ニヒリズムに 取り憑かれた冷めて世の中を諦めた少年に 育っていっ た当然高校でも真面目に勉強などすること もなくゲームをしたり適当に友達とどっか に溜まって遊んだり本当に無意に高校時代 を過ごしたそんな感じで高校3年間は過て 行き進路決定の時期へ俺は大学受験は花 から断念し たどうせエフラにも落ちるからと受験勉強 なんてやるだけ無駄といった冷めた考え から高卒で就職することに決めた公務員を 始め色々な会社を受験したが結果は 芳ばしくなかったそれでもなんとか運よ そこそこ大きな会社である不会に合格する ことができ無事新卒社員として採用された だがこの会社倉庫や物流や現場仕事を除い たデスクワーク系の社員はほぼほぼ大殺の 学歴だった俺のような考察の社員はもっと 年配の世代中高年のおじさんおばさんたち しかいなかっ た俺の配属になった部署は業務部の中の 社内システムの管理を担っているかだった そしてこのかの課長の灰田という男が俺の 直属の上司であり絶対的な君主だった灰田 は学歴的には一流の国立大学を出ている エリートで実家も金持ちで育ちが良く長身 イケメンのハイステック人間だったでも そのハイステックハ課長の中身つり性格は 最悪だった俺が新人の頃からは断るごとに 高卒の定学歴で低スペックの俺にきつく 当たってき たお前こんな程度のこともできないのか さすが高卒定学歴のクオリティは一はで 違うなと かお前はまともにうちの戦力にすらなって ねえんだよこの役立たずのポンコ野郎が なぞと俺は灰に毎日のように見下され罵倒 される日々を送っていた俺はそんなの いぶりとバリ雑言が本当に嫌だったがそれ でもどうせ俺は低スペックの高卒だしな 役立たずと言われても仕方ないよなと自分 でも納得してしまってい た高校受験失敗体験以来特に俺の自己肯定 感は誰と比べても低かったの だそれで灰にボコボコに罵倒され サンドバッグにされてもヘラヘラ謝るだけ のな俺だったそしてその情けない態度が ますます配をいらつかせ俺への侮辱は どんどんエスカレートしていく一方だっ たそんなうつが上がらずうくした日々を 送りながらも俺は入社5年目を迎えたこの 頃から廃の俺に対する嫌がらせは尋常では ないレベルになった後から思えばこの時 から本気で俺を共に疲弊させおかしくして 会社を追い出しにかかっていたのだろうと 思う5年目の新年度が始まった途端俺は廃 に呼び出しを食らいいきなり膨大な量の 仕事を一方的に押し付けられてしまったの だそれは今までの俺のこなしてきた仕事料 のUに5倍はあったしかもスキルのない 領域の仕事も含まれていたお前ももう5年 も無駄飯食ってきたんだもう容赦しないぜ この仕事きちんと納期まで似やれよでき なきゃお前の居はなくなるぜ灰は嫌味 たっぷりに俺に陰湿な首へのトラップを 仕掛けてきたのだ俺はそれでも反論もでき ずなんとかやってみますと困惑しながら 受けるのが精一杯だったこの時俺は人生で 初めて心の底からなんとかしなければと いう猛烈な少層感に襲われた今までの あまりに不甲斐な自分の人生に怒りにも似 た感情がふつふつと 湧き上がりいつも俺を罵倒する灰を真底 見返したいと強く思った俺はこの件につい てネルもしで方策を考えネットも古活用を してあの手この手でなんとかうまく こなせる手段がないかと調べ尽くした そしてある結論に達し たこの案件は俺に全くスキルのないある プログラミングを使えば大方が解決し さらに時間も大幅に短縮できることそして そのプログラミングの難易度は高いが自分 のものにできれば今後大いに仕事に役立つ し重宝される人材に成長できるであろう ことこれらの結論を得たのだったまさに ピンチはチャンスの事業通り俺はこれまで 何1つとして没頭して1つのことを就職 できたことなどなかったがこの時生まれて 初めてしきでこれに没頭し人生をかけて みようと心に誓ったもう人から見下され 馬鹿にされ罵倒されてヘラヘラする惨めな 人生はまっぴらだったからだ悔しさという ものは時にことをなすための協力推進剤に なることがある俺は会社の仕事が終わると 専門のプログラミングスクールの集中講座 を受行し家に帰ってからも寝る暇を惜しん で猛勉強に開けくれた正直最初は仕事に おいて楽をするためにプログラミングを 学び始めた不純な俺だったが学んでいくに 従って次第にプログラミングの楽しさに 目覚め気がつくと夢中になっていた その結果5倍の量に増やされた案件もな なくこなすことができたしかもどれも クオリティが高いといろんな人から評価さ れるに至ることとなっ た無能な高卒のボクラ社員として5年 くすぶってきた俺が初めて車内で他社に 認められ評価された記念すべき年となった 俺はますますプログラミングの学習に熱が 入りそのスキルはメキメキと上がっていっ たそれに従って周囲の評価はうなぎのぼり 自分でも信じられない急上昇の若手の ホープとして他の部署の人や社外からも 注目を集めるようになっていったのだ俺の プログラミングのスキルと仕事の クオリティの高さを知った外資系ライバル 企業から工場系の引き抜きスカウトまでさ れるほどになっていったこのように評価さ れ頑張りが認められたことで低かった俺の 自己肯定感も代に回復していった今まで 全て負の連鎖のループに陥っていた俺の 仕事のサイクルは面白いように反転した俺 は仕事に前向きに向き合うようになりそれ に比例して周囲とも円滑に コミュニケーションが取れるように変化し ていったかつては俺に対して明らかに下す の目を向けていた社員たちも今では明らか にリスペクトの出しを向けてくるように なっていったからだ上層部にも俺の活躍は 目に止まり働きぶりを評価された俺は車内 でもトップクラスの重要な巨大 プロジェクトを任されるまでになるまさに 晴天の霹靂と言ってもいいようなそれまで の俺なら妄想さえしなかった変化が人生に 訪れたのだったこうして急激に格を表して きた俺を車内の様々な人間があれこれ表し たこれほど優秀な東山さんがなぜ今まで くすぶっていたんだろう不思議 だ有能な東山さんが無気力社員にあんじて いたのは直属の上司の灰田さんの嫌がらせ のせい らしい灰田さんは豊山さんの才能が 妬ましくて潰しにかかっていたのではない かなと社員の多くは灰田が俺を抑圧してい たため今まで活躍できなかったのだという 噂を囁き始めたその噂もやがて灰田の耳に 入りこれを知った灰田は見下しきっていた 俺の活躍と評価もあって真底面白くなかっ た今に見てろ高察のポンコツ野郎が調子に 乗るな よ俺を剣をする灰はこの時痛ましい計画を 思いついたようだっ た俺が開発した自社システムは車内 ほとんどの部署において大幅に業務効率化 を円滑に押し進めたため俺は多くの社員 から賞賛を受け認められた俺は認められ みんなに喜んでもらえるのが嬉しくて ついつい頑張りすぎてしまい無理がたって 体調を崩して寝込んでしまった体調不良に は勝てず会社も数日間お休みさせてもらっ た数日休養を取ったら俺の体調も回復 すっかり元気になって職場復帰した日に俺 は複数の他社と共同になる巨大 プロジェクトの会議に出席したするとその 視察に意外な人物が顔を出していた不紹介 経営者一族で社長令嬢である高野霊 だうちの会社不紹介は大企業に分類される 規模だったが代々ずっと株式公開せず 接収を基本方針にした親族企業だっ たゆえに社長は例の父親で あり会長は例の祖父という具合だ例も今は 専務取り締まり役だったが将来次期社長に 就任することを約束された身分だった 打ち合わせと会議が終わると霊は俺の ところへつかつかとやってきていった あなたが東山月ね厚かましくうちの代表 ずらしないでほしいわまあ いえこの後社長室に来たちょうだい 冷たな表情でいきなり呼び出しを食らって しまったどう考えてもいい感じの呼び出し ではない俺はどうやら社長令嬢の霊から 悪い意味で目をつけられたようだ俺は言わ れた通り社長室に顔を出すと社長は不在 だったが霊が社長のデスクに座って待って いたそして驚いたことにその社長の椅子の 脇に見慣れた人物がニヤニヤ顔で立ってい たのだそれは課長の灰だった俺が一瞬驚い たことには気にも止めず霊は一気に まくし立ててき たここにいる課長の間からあんたの話は 色々聞いています東山さんあなた昨日まで でずり休みしてたそうね随分会社の足を 引っ張ってくれているそうで俺はなぜ霊 から目をつけられるのかさっぱり分から なかったがこの瞬間全てを理解した灰が例 に俺の悪いことや過去の失敗ばかりを伝え ていたのだろう俺は思わず灰をきっと 睨みつけたが灰はニヤニヤあざ笑う視線を 返すだけだっ たあまりにもバカバカしいで俺が黙って いるとレは明らかにイきの混ざった口調で 畳みかけてき た東山さんあんた新鮮の定学歴の考察 らしいわねよく大学も行ってない底辺の 人間がうちの社員になれたもんだわあんた みたいな高卒で定学歴の人間に今回の大事 なプロジェクトは任せられない のあまりの失礼な言い草に俺は呆れ果てた お言葉ですが僕は僕の今までの プログラミングの実績によって今回の プロジェクトの責任者に任命されただけ です俺がそう冷静に言い返すとますます霊 は眉を釣り上げて激 こいかさな評価ねどうせ他人の評価はずる かしこく横取りしに決まっているわ私は あんたみたいな冴えない男を信用しない このプロジェクトからは降りてもらうわ あんたなんかがうちの顔って恥だ もん最近しばらく浴びていなかった灰の ような言われなき見下しと罵倒に俺の中で 何かが爆発し た恥ですか分かりましただったらこの プロジェクトの責任者を降りましょう ついでにこの会社もやめさせていただき ます俺はついに袋のが この会社で格を表し頑張るつもりでいたが こんな時期社長の元で頑張る気にはなれ なかったあそうちょうど良かったわあんた のような人はうちには必要ないわねえ はだ全く です俺はこの見下げ果てた2人に軽を込め た一別を投げかけそのまま社長室を出する と霊の声が背中をダメよししてき たあんたみたいなさえない男がうちにいた 痕跡は一切残さないでねうちのお店になる から全部綺麗に片付けてとっとと出ていっ て ね俺はその声には返事をせずそのまま社長 室を出た自分のデスクに行くとPCを 立ち上げ最後の仕事をして帰った最後の 仕事とはPCから俺が作成した全ての情報 を削除することと俺がパテントを持つ社内 システムの無効家だったそして私物を全部 片付け自分のデスクを空っぽにしてから俺 はこの会社を永久に立ち去ったのだっ た俺は不穴紹介を退職した後兼ねてから スカウトを受けていた外系大手の同業他者 に転職した転職先のをよく報酬学である 年方は不紹介時代の10倍まで上がり さらに成功報酬として多額の インセンティブも入ってきた報酬面も そんな感じでガラリと変わったが何より 自由に思ったままに仕事ができる環境に なったことが何より嬉しい点だった廃の ような意地悪でブラックな上司は元よりい ないし俺が発案した企画がすぐに内で会議 にかけ 評判がよければすぐに新プロジェクトとし て合サインが出た転職してからの俺は本当 にプログラミングの仕事が楽しくて仕方が なくなっ た本当に不紹介を退職してよかった結果的 に例と間には感謝している俺だっ た一方俺が去った後の不紹介はといえば俺 が例のステフに従ってて消去していった システムが使えなくなり会社は大混乱に 陥った俺はそんなことは想定ないだったの で会社を去る際に例と廃には最後に警告し ておい た俺を追い出すのは結構ですが俺の痕跡 なく追い出せば俺が開発した自社システム は誰にも使えなくなります よそれでも例と灰田は高をくってあってい たいやいや 渡りに船だねあんなしばいお前が開発した システムなんてこれお気にボツにして もらおう俺はあのシステムが大嫌いだった んだもっといいシステムを新しく作れば いいだけだから な最後の最後に仏心で警告してやったのに こんな音知らずの言葉で返され俺もああ そうですかそれならご自由にどうぞその 代わり後で泣きついてきても僕は一切知ら ないですよと最後通帳を突きつけて会社を 去ったのだったところがその後車内の各 現場は大混乱のパニックに陥ってしまった のだ仕事の根幹となる車内システムが いきなり使えなくなりいちいち利便性が 悪く劣ったシステムに解約されたのだから 当然だろう社員の不満とストレスはピーク になり灰田と例の元に押し寄せた あんたらが東山さんを追い出したからこう なったんだ全然仕事にならないどうにかし て東山さんを呼び戻すかあんたらが東山 さんに土でも何でも謝罪して彼のシステム を使わせてもらうようにして くれ社員たちは怒り狂い霊と灰に 殴りかからんばかりの勢いで食いかかった が党の霊と廃はふてぶてしかったそんな 屈辱的なことができるかお前らでなんとか しろそれが仕事だ が東山はうちにいらない人間だから戻す わけないでしょ新しいシステムを工夫して 使うの ねこの全く誠意の見えない無責任な無茶 ぶり回答に社員たちはぶち切れひたすら 社員の自序努力だけを共有するだけの無茶 ぶりブラック現場に耐えられなくなり社員 たちは次々とやめていくという異常事態に 陥ってしまったこうなるとも悪循環は 止まらず最初のうちは人員不足を派遣会社 などを入れてなんとか補い回していたが それもすぐに限界となり業務が回らなく なっていった会社の各部署で仕事の クオリティはいしく低下し取引にも穴を 開けるなど会社として信用問題に発展する 事案が次々と生じてしまっ た結果節穴会の社会的信用は極まで下落し 長年の取引先からも次々に契約を切られて しまうさらに決算でも大幅な形状赤字が 続き債務長家に陥りとうとう不紹介は倒産 してしまっ た倒産した後は会社構成法により俺が転職 した外資系の会社がそのまま買い取り 真面目な社員たちはそのまま雇用すること になった しかし霊を初めとする旧経営者一族は 追放その太鼓持ちだった灰田も完全にお 祓い箱になった余談になるがこの時になっ て初めて灰田は俺を訪ねてきたお払い箱に なり追い込まれ要するになりふり構わず敵 であるはずの俺に泣きついてきたの だ昔散々世話してやったじゃんか頼むよ お前の力でなんとか上に取り繕ってくれ ない か都合が良すぎる間の言分に俺は心底呆れ はて たあなたが僕を散々せわした散々見下して 嫌がらせしたの間違いでしょ僕の力で上に 訴求することがあるとするならそれは あなたみたいなずるがしこいだけが鳥への 意地悪な人間を採用しない方がいいと アドバイスすることだけですよ 俺の返しに灰田は買っときて持っていた スマホを投げつけるふりをしたがそれも 途中でやめその後はがっくりと肩を落とし て帰って行った風の噂で聞いたが灰田は この後しばらく奥さんが水商売で働いて なんとか生活レベルを維持していたようだ がそれも長くは続かず結局住んでいた都心 に近い高級タワーマンを売却し千葉に 引っ越しを余儀なくされたそうだセレブが 通うお受験私立小学校に通わせていた娘も 授業料が払えなくなり千葉の公立小学校に 転入させたようだ今の灰田はシステムとは 何も関係のない千葉の不動産会社で営業と して廃に回っているらしい元々世渡りだけ で出世したスキルを学んでこなかった タイプだから当たり前といえば当たり前だ が今は灰だけじゃなく家族全員がさんを なめて世の中の荒波にさらされてるという 感じのようだった経営者一族の高も すっかり没落しレや社長の父親が住んでい た世田谷の豪邸も売り払い今は横浜の郊外 でひっそり暮らしているという時間は かかったもののまさに天王開会そにして もらさずを絵に会だような下道どのマロと 言えた因果は応報するのだろう 今現在の俺はといえば転職先の外資系企業 でも実績を次々にあげたおかげですっかり 業界では有名人となっていったさらに レベルアップし新しいシステムやアプリを 開発した結果権利収入だけで十分やって いける自信を得て昨年ついに独立今は起業 し自分の会社を経営している大変なことも 多いが毎日がとても充実してた楽日々 ワクワクしながら仕事ができるというのは 考えてみればとても幸せなことだ思い返せ ば高校受験に失敗したことで腐って何もか も中途半端で努力しなかった青春機が 悔やまれるがでもその挫折経験があった から今があるとも思える今の俺なの [音楽] だ皆さんの周りにこういう人いませんでし たか自分にとって都合のいい人ばかりひき してくる 上司今回登場する上司は自分にとって都合 のいい人にだけは優しくする上司だそんな 上司が見た目だけで物を判断して自滅した 時の話をしようと 思う俺は中村達也都内のアパレル会社に 勤務していて入社してからは早や3 年会社はいわゆる中小企業ではあるものの それでも規模は大きい方だ同期も10人い て日頃から切磋琢磨しながら仕事に励んで いるアパレル会社というだけあり所属して いる人もすごい人ばかりであるあそこを 歩いている彼女は元読者モデル一時期女性 向け雑誌で引っ張りだこになっていて未だ にかつてファンだったという人も多い今は やめてこの仕事に専念しているようだそれ でもファッションに関する知識はずば抜け ているあっちのデスクに座っているのは 有名大学を卒業した超工学歴エリートだ どうやらアパレル業界に興味があった らしく他のスカウトを知りとけてここに来 たらしいすごい逸材だそんな感じで社員の 質が高く俺なんかはちょっと心地が悪い くらいだちなみに俺は一般大学 卒特にすごい経歴もないただ人より おしゃれが好きなくらいで本当に普通だ ただそんな人たちの中で1人だけ違う意味 で目立っている人がいた見える肌には後 範囲に渡って火傷の跡が見えるそれとお 世辞にも普通とは言えない福な 体型おしゃれな人が多いこの会社では悪く もかなり浮いてしまっていた車内を歩いて いるだけで目立つ彼女は町田優香俺と同期 であるその目立つ容子からか町田さんは 周りには避けられていた仕事の際もどこか 遠巻きに見られているし彼女が何かを聞い ても嫌そうに答える人や今忙しいのと言っ てそくさと逃げていく人 ばかり今日も仕事のことを聞こうとした らしい町田さんが1人ポツンと立ちすくん でいた見かねた俺は彼女の元へと向かう 町田さんどうかしたあ中村君えっとこれ 今回の企画なんだけど他の人の意見も聞き たくてああ今回のやつか くれるか うん見せてもらった企画書はしっかり寝 られていて特に引っかかる点はない町田 さんの仕事は的確だきっと真面目な性格な ん だろうこういったところから インスピレーションを受けることもあると いうのに町田さんを避ける他の人の対応が 理解できないな俺は企画書を町田さんへと 返したうんいいと思うさすが町田さんだな えあ ありがとうこれ流行るといいな応援し てるそう声をかけると町田さんは少し照れ くそうに笑っ たその後無事に町田さんの企画は通った ようだよかっ たこれ俺ですと言って渡されたのは最近 流行っているお菓子の包みだった律儀だ な確かに見た目は普通ではないかもしれ ないがこの業界では個性がものを言うそれ に彼女自身はとてもいい人だだからなぜ これだけ彼女が周囲に避けられるのか本当 に分からなかっ たそんなある日中村君ちょっと いい俺を呼び出したのは上司の伊藤さんだ さんは優秀で若くしてここの部長になった 人であるそれにとても美人で他の部署から は人気が 高い突然呼び出されたことに若干の緊張感 を持つ何かやらかしてしまっただろうか 最近の記憶を掘り返しても思い当たるよう なことは ないそんな俺をよそに伊藤さんは話し 始める村つ お疲れ様はいありがとうございますそれで 何かご用でしょうかうんそう話があるの 一体何を言われるのかバクバクと騒ぐ心臓 とは裏腹に伊藤さんが告げた言葉はあまり にも予想外なものだった町田さんには 近づかないでくれる えあの子と一緒に仕事しても中村君の得に ならないでしょうほら見た目もあれだし えっとじゃあ一緒に仕事をするなってこと ですかそうあの火傷と体型どう見てもこの 会社じゃ浮いてるしあんな見た目でこの 会社にいるの恥ずかしくないの かしらそれからも伊藤さんによる町田さん への悪態は続いた火傷の後が見苦しい太っ ているのを恥ずかしいと思わないことが 信じられないあの子がいると周りの モチベーションが下がる空気もあんまり 読めないそんなことをつらつらと言った後 改めてねとこちらへと問いかけてくるあの こと言っても仕方ないわよすみませんそれ でも町田さんは同期ですしそんな理由で 一緒に仕事をないっていうのは変だと思い ます えそれに町田さんはしっかりと仕事をして います仕事と見た目は関係ないです驚いた ように見てくる伊藤さんだったが驚きたい のはこっちだこだまみたいな理由で彼女を 省くなんてその提案を受け入れること なんてできないのは当然だそれに俺には1 つの思い出がある小学生の頃だ俺は クラスメイトの全員と分け隔てなく接して いた元々人と話すのが好きだったというの もあるそれはクラスに限らず他のクラスの 人や違う学年の人ともそしてその俺の姿勢 をとある子に褒めてもらったのだ中村君て いろんな人と仲良くしてすごいね誰とでも 仲良くできるのってすごいよそう褒めて くれたのはクラスメイトで人気者だった 女の子だその言葉が俺は嬉しかった 当たり前にやっていたことが実はすごかっ たとあの時初めて知ったのだしかしその子 は色々あってその年に転校してしまった それ以降あの子がどうしているかは分から ないその頃の思い出があるから俺は誰とで も同じように接しようと心がけている そもそも見た目で何かを判断するなんて 馬鹿らしい大事なのは中身のはずだだから 伊藤さんの言葉は聞けなかったそう中村君 は頭がいいし分かってくれると思ってたん だけど えもう戻っていい わ冷たく言い捨てられそのまま伊藤さんは どこかへと行ってしまった機嫌を損ねたか だけどあんな頼み町田さんへのただの 嫌がらせじゃないか何とも言えない モヤモヤとした感情の中仕方なく俺は自分 のデスクへと戻ったそれからだ俺に対する 伊藤さんの態度が変わったのはまずあ伊藤 さんこの資料なんですけど 今忙しいから後にしてくれるえでも早め にって言われてて今忙しいって言ってるの がわからないの仕事の優先度くらい考えて そう言って俺の話を聞いてくれないことが 増えた話を聞こうとしてもあかさに避け られてしまうしまにはとられたりもこっち も急ぎの仕事だから困るそれには上司で ある伊藤さんの方が詳しいはずなのにそれ にとまらず仕事で必要な資料を渡して もらえなかったり会議の場所と時間を教え てもらえなかったり周りに怒られることも 多々そんなことが何度も続いた明らかに目 の敵にされているまさかあの頼みを断った から か仕事の信行に支障が出るのは本に困るん だけどなそのせいで今日も資料の作成が 間に合わず1人残業をしている時だったあ 中村君あれ町田さんなんでここにちょっと 忘れ物しちゃってもしかして1人で残業し てる の明日必要なのに資料が作り終わらなくて さ気にしなくていいよ私も手伝うよ 早く帰れた方がいいでしょうででもいいの かうんか前私の仕事を手伝ってくれたしさ これくらいさせて持っていた荷物をデスク に置いた町田さんは俺の手元を覗きみる どうやら本当に手伝ってくれる らしい帰るところだったのに悪い なこれなら2人でやればすぐ終わりそう そうかじゃあお言葉に甘えてちょっと 手伝ってくれると助かる うん2人で無言のまま仕事を進めていく 町田さんの見立て通り資料作成は1時間も 立たずに終わった1人でやっていたらまだ しばらくパソコンとにらめっこするはめに なっていた だろうありがとう町田さん手伝ってくれて 助かったうん 終わったしたまりして早く帰ろっかそうだ な長時間の仕事で凝り固まった肩や腰を 伸ばしているとそうだと町田さんが口を 開いた中村君には話しておこうと思っ てあれから1ヶ月時期は5月先月入ってき たばかりの新入社員も会社に馴染んできた 頃だ仕事中に伊藤さんがふと思いついた ように言い出し た新入社員の子たちが入所してもう1ヶ月 経ったのね仕事も覚えて落ち着き始めたし そろそろ歓迎会とかしようかしらそうです ね親睦を深めるのも大事ですしじゃあお店 はこっちで予約しておくわ飛び切りいい 場所選んでおくから楽しみにしてて本当 ですか色々決まったら後で連絡するわそう して新入社員の歓迎会が行われることと なった確かに歓迎会自体は楽しみだが伊藤 さんの最近の態度をも素直に楽しめる気が しなかっ た周りが湧き立つ中俺の気持ちはなんとも 微妙なもので ある訪れた歓迎会 当日みがか浮かれた雰囲気を出す中俺の元 へ伊藤さんがやってきたごめんなさい歓迎 会のお店の連絡をしてなかったわねここよ どうやら近くの居酒屋らしい俺が了承する と伊藤さんは町田さん人も伝えておいて じゃあと去って言った相変わらず自分で 伝える気はないらしい仕方なく俺から町田 さんに伝えることに そして仕事も終わりぞろぞろとみんな会社 を出て いく俺は少し終わらないものがあったので みんなより少し遅れて会社を出ることと なってしまっ たお店に着くと入口に町田さんが立ってい たあれ町田さん だけ周りをキョロキョロと見回しても他に は誰もい ないお疲れ様町田さんしか来てないのか うんもう集合時間は過ぎてるんだけど うんもう少し待ってみるかそうだ ねしかし待てども待てども誰も来ない聞い ていた時間から30分過ぎてもこの場には 俺と町田さんの2人しかいなかったさすが におかしいもしかして同じ名前の違う店舗 だったのかそう思って調べても聞いた店名 の店はここにしかない仕方ない伊藤さんに 電話して聞いてみる か電話をかけてみると数回のコールの後 伊藤さんが電話に出た何今忙しいんだけど いえ今日の歓迎会の場所に誰も来なくて もしかして何かミスがあったかと思って 連絡しましたうんそれね電話の背後では ざわざわと騒ぐ声が 聞こえるどこにいるんだその答えはすぐに 分かっ た空気読めないやつとデブスは2人で歓迎 会してていいわよ えあんたたち以外は他の店で歓迎会してる からあよかったあんたたちがいると空気が 悪くなってせっかくの歓迎会もつまらなく なりそうだしそう言って電話口の伊藤さん は馬鹿にするように 笑う後ろから聞こえてくる声はどうやら 歓迎会を楽しんでいる他の人の声だった ようだ場所が違うことに気づかないなんて 本当に中村君て空気が読めないのね周りは みんな知ってたの にもしかして俺たちだけが当日間違った 場所を教えられたのか何も言えないままの 俺をあわうように伊藤さんは 続ける町田さんなんているだけでご飯が まずくなりそうだしここすごく美味しい から来て欲しくなかったのよねそうですか 何当たり前のことを教えてあげただけなん だけど文句でもあるいえだそうです社長 令嬢 えし社長令嬢スピーカーにしていたから 伊藤さんの言葉は全部周りにも聞こえてい ただろう社長令嬢というワードにうえる 伊藤さんに俺は淡々と 伝えるはいこの場には社長令嬢がいるん ですけどそんなにペラペラと人の悪口を 言っていいんですかはあそんな場所に社長 令嬢がいるわけないじゃない 知らないんですか町田さんが社長令嬢だっ てことま町田さんが冗談きついわよいえ 本当のことですけどふざけるのも大概にし てそういうところが空気が読めないって 思われてるの分からないのもういい楽しい 空気が台無しになるから切るわねそのまま 俺が返事をする間もなく電話は切られて しまった 町田さんに目を向けると困ったように 微笑まれる伊藤さんは1つも信じなかった が町田さんが社長令嬢なのは本当だ本人 曰く自分が社長令嬢だということを知られ たくなくて周りにはずっと黙っていた らしいありきたりな苗字なこともあって誰 も気づかなかったの だろう確かに社長令嬢だということによっ て引されたりに媚を売られるのは嫌だろう 1人で残業をしていたあの日町田さんは俺 にだけこっそりそのことを教えてくれたの だまさか社長令嬢がこんな近くにいた なんて思わなくて俺はとても驚いたがどう するこのまま帰るのもあれだし2人で歓迎 会する かそうだね2人だけでしようかみんなは 違う店でやってるみたいだが別に今更 向かおうとも思わない俺たちは2人だけで 歓迎会を開くこととなったこれじゃ新入 社員の歓迎会じゃないけど細かいことは気 にしなくていい だろあのさ中村君て小学生のこととか覚え てる頼んだものが届くまでの時間町田さん はどこか緊張した持ちで俺へと問いかけて きた あああの頃は楽しかったな朝から晩まで 遊べたしクラスに途中で転校した子がいた のは覚えてる えなんでそれを知ってるん だそこで町田さんは改めて俺の方を見つめ てきたそれ私ええま町田さんが驚いた記憶 の中の彼女はとても優しく学年問わず 可愛いと言われていた子だった俺も可愛い と思ってたしそれによってクラスから指示 を集めて学級委員をやっていたことも覚え ているだけど今の町田さんはお世辞にも 同一人物とは思え ないびっくりした全然昔と違うもんねあ ああまさか町田さんだったなんて名前も ちゃんと覚えてなかったから覚えててくれ なかったんだひどい なあ悲しそうな顔ではない懐かしむような 顔で笑いながらそう言ってくれる町田さん クラスメイトの名前を忘れているなんて 失礼 すぎる怒られたらどうしようかと思ったが そんなことはないようだその笑顔には確か に影があるような天康前にね家が家事に なったのその家事で大けどを追いそれを見 た親友に気持ち悪いと言われたこと幼い心 にはそれが深い傷となりそのまま転校した こと人が怖くなってなになってしまった ことストレスから暴飲暴食をしてしまい 体型が変わってしまった ことそうだったんだなだから周りに避け られるのには慣れてたんだけど中村君だけ は普通に接してくれたから嬉しかったよ昔 と変わらないなって思ったし えああそうだな昔それで褒められたことを 思い出す 覚えててくれたんだな俺だけ忘れていた ことが申し訳ない中村君のこと見て今の ままじゃだめだ私も変わらないとなって 思うようになったんだそうか中身を見て くれてありがとう今回で人は見た目によら ないってよくわかった よ数日後出勤すると伊藤さんのが亡くなっ ていた新しく配属になった上司からは伊藤 さんは諸事情で退職となったという説明が された多分町田さんへの対応のせいで解雇 処分となったの だろう社長令嬢なら彼女の行いをそのまま 社長に伝えることだってできる伊藤さんが いなくなっても仕事の量は変わらない今日 もいつも通りに仕事がまるだがいつもと 違う光景もあった町田さんこの部分見て もらっていいえあはい今まで遠巻きにして いた社員たちが町田さんに話しかけるよう になっていたのだあの日電話をしていた せいで周りにも社長令嬢だということが 伝わってしまったからかと思ったがどう やらそうではない らしいあとごめんね今まで避けてたりして 伊藤さんに町田さんとは仕事をするなって 言われててさ ああそうだったんですねいえ大丈夫 です今は全然思ってないからむしろ普段の 仕事っぷりからするに優秀でしょう是非 これからも一緒に頑張ってくれない頼りに してるのよどうやら伊東さんに圧力をかけ られていたらしい最初に俺を呼び出した時 もこういう空気感を作ろうとしていたの だろう伊藤さんがいなくなった今この会社 に町田さんを避けるような人はいないはず だそうだったんですねあの えっとこれからもよろしくお願いし ます町田さんが頭を下げみんなが頭なんて 下げなくていいっってとフォローをする前 とは全く違う雰囲気だこれならきっと みんなで頑張っていける だろうそれから数ヶ月後俺と町田さんは この前の歓迎会で訪れた店にいた今回は 歓迎会ではなく前は話しきれなかった 思い出話をするために中村君がこの会社に 来てくれてよかった なまさかこんなとこで再するなんて思わ なかったおしゃれが好きだったから好きな ものを仕事にしたいと思って目指したの いいと思う俺もそんな感じだし今もだが昔 の町田さんも小学生にしてはおしゃれな服 を着ていることが多かっただから余計に 可愛いといろんな人に言われていたの だろう小学生はそういう見た目でもを判断 することが その結果火傷でひどいことを言われて しまったのもあると思う町田さんはこの数 ヶ月でかなり痩せた会社全体の雰囲気や 彼女の気持ちの問題がストレスからの暴飲 暴食から解放してくれたのかもしれない 以前より前向きになった気がするしどこか うどした雰囲気もなくなったあのね中村君 うんあの実は昔から中村君のこと気になっ てて誰にでも優しくできるところとか人の 内面を見てくれるところとか素敵だなって えだからよかったら付き合ってくれません かまさかの申し出だった思わず固まる俺に 町田さんが焦ったように両手をばたつか せるいきなりごめん嫌だったら嫌って言っ ていいから全然嫌じゃない俺も町田さんの こと気になってたしそうなの仕事頑張っ てるところとか手伝ってくれる優しい ところとか見てたらえっと可愛いなっ て互いにしどろもどろになってしまったが どうやら両思いだったようだこうして俺 たちは付き合うこととな 社長令嬢と付き合うと必然的に時期社長に なることなんて忘れていた がいきなり荷が重くなった気がするがやる ことは変わらないこれからも人を見た目で 判断せずにこの会社の人たちと仕事を 頑張っていきたいと [音楽] 思う皆さんは袖振り合うも多少の縁という 言をご存じだろう か多少というのは仏教の用語で六道輪廻を 繰り返す人間の根性ではない性つまり過去 症や前哨のことを 指すなので多少の縁とは前世からの因縁と いうことに なる誰かと道でそれが触れ合うような些細 な関わりであてもそれは前世からの深い 因縁なので大切にしなければならないと いう意味の事業なの だ今回は俺の実際に体験した人の縁に 関するお話をしようと 思う俺は山村健太郎今年で30歳になる で生まれた俺はまだ物心つかない幼い頃に 父親を交通事故でなくした以降は母1人子 1人の母子家庭で母親が女で1つで俺を 育て た俺が物心ついてからは朝早くから夜遅く まで働き詰めの母親の姿しか記憶に ない生活費を稼が に父親が残した借金の返済に追われたから だ父親が救世するまでは専業主婦であり 特に学歴も特殊技能もない母はスーパーの レジア清掃員夜は知り合いのスナックの 手伝いなどとにかく苦労して 働き俺を育ててくれ たそんな母の姿を見て育った俺も誰に 教わらなくとも我慢する姿勢が自然と身に ついていっ た小学校の頃はとあるゲームが流行り クラスのみんなそれに熱中し学校での話題 もゲーム一食だった時にも俺だけはその輪 から除外され たゲームソフトどころか本体のゲーム機 自体俺は持っていなかった からカード集めと交換が流行った時も俺は 茅屋の外だっ た小学校も高学年になるとクラスのみんな は揃って塾に通い出したが俺は通わなかっ た塾の下車などうちの家計では無理だと 悟っていたから だ俺は母親にお小遣いをもらっていなか 母が苦労している姿を見ていた息子として は自分がちょっとでも苦しい家計を圧迫 するのが嫌だったの だみんなが共通の話題で盛り上がる中では いつでも俺だけかの外であり内心は寂しく 阻害感も感じたが俺はそれにずっと耐えた なので俺は小さい頃からこのの確立した 性格の子にに育っていっ たやがて中学に上がると足の早かった俺は 陸上部に入り短距離層と跳躍系種目で活躍 したそれと同時に少しでも家計を助けよう と新聞配達のアルバイトも 開始この頃はクラスのほとんどの人間が 自分用の携帯電話を買ってもらい持ってい たが 俺は携帯は持たず新聞配達で稼いだバイト 台は全部親に渡してい たというのも母は俺が幼少の頃からの蓄積 披露がたって病気で倒れ長期入院を余儀 なくされたから だ幸い病気は回復し退院できたがもう前の ように無理ができない体にな やがて中3になりクラス中が高校受験 モード一食となったが俺は高校進学を希望 しなかっ た俺は塾に通っていたわけではなかったが 学業成績は常に学年でトップ10に入って いるほど上位だったなのでクラス担任や 進路指導の教師はもったいないから進学 しろと俺を説得しようとした が子供の頃から事故が確立していた俺は 堅くとして自分の考えを貫い [音楽] た勉強は嫌いではなかったが手っ取り早く お金が欲しかったの だ幼少の頃からお金で母子共に散々苦労し てきたので一刻も早く社に出て自分自身の 手でお金を稼ぎたかっ たその願望の方が高校に進学したいという 気持ちにまさっていたの だ教師たちは納得させることができたもの の問題は母だっ た当然のことながら母は俺が高校進学し ないと決めたことに反対し たお金のことならお母さんがなんとかする から頼むから将来のためにも高校までは出 て母は泣きながら俺に訴えたが俺の意は 固かっ た母親に苦労させながら学校に行っても 勉強に身が入ら ないうちの家計が苦しいのは誰よりも俺が 知ってい た母さんの気持ちはよく分かるけどもう 決めたんだ学歴が全てじゃないし学歴なく ても頑張れば稼げる仕事もたくさんあるよ 俺は大丈夫だから信じて よ俺はそう言ってなおも追いすがる母親を 押し切っ た母に単価切ってみたものの俺の中卒での 就活は何 たなかなか自分の条件にあった就職口は 見つから ない年齢や資格が合わなかったり学歴不問 のところは給料が極端に安かったりして 面接にも至らなかっ た早くも世の中の厳しい荒波を知りへこみ かけていた卒業式も間近に迫った 頃学校経由でとある会社から声がかかり俺 はなんとか雇ってもらえることになった プラス担任の話によれば何でも先方の社長 さんが偶然俺のことを聞きつけ中学生で そんな勤労意欲に満ち溢れている子がいる なら是非うちで取りたいと向こうから中 学校にオファーしてきたということだっ た他人は一応どのような会社かリサーチし てくれた らしく規模は小さいが怪しいところはない 健全な会社だ売上も毎年右肩上がりのよう だし悪くはないお世話になってみる かそう言って俺に進めてくれ た正直壁にぶち当たりかけていた時だった だけに俺は喜んで2つ返事でこのオファー を受け た中学校卒すると俺はこのオファーを受け た会社極楽天サービスで働き始め た俺が入った頃の極楽天サービスは未だ 従業員が総勢でも10人に満たない小さな 連載企業だっ たでも先輩社員は皆家族のように仲が良く 団結していた新入りの俺に対しても先輩 たちは 分からないことは何でもすぐに聞いてくれ ととても可愛がっていただい た先輩社員たちは仕事に情熱のある人たち ばかりだった先輩たちはバリバリ仕事を こなしながら心切りの俺が困っていると すぐ声をかけてくれたし今節丁寧で温かい アドバイスもくれ た俺は入社して1ヶ月もするとこういった 親切でフレンドリーな先輩社員たちに すっかり馴染んで家族のようになっていっ ただ が一点だけ腑に落ちないこともあったそれ は未だ社長に1度もあったことがなかった し顔すら知らなかったの だ俺はわざわざ向こうから俺をスカウト するオファーまで出してきてくれた社長に 真っ先に礼の挨拶がしたかったが 全く叶わずにい たある日のランチ休憩の時間に俺はその ことを先輩たちに言うと先輩たちは一斉に 笑っ た無理もないうちの社長は寝室鬼没で今 どこにいるか誰も知らないから な社長は滅多にこの事務所にも来ないから しょうがないよめっちゃパワフルなおっ さんで全国飛び回ってっかん な先輩たちの話によれば社長は勢力的に 全国を飛び回ってハロ開拓やニュー ビジネスのパートナー企業を探したりして いるのが常のようだっ たみんな口口に社長はうちの会社のレア キャラなんだと笑いながら答えてくれただ が そういう軽口の橋柱からみんなが社長に 惚れ込んで仕事をしているのが 分かるみんな社長が大好きなのだああ俺も 早く社長に会ってみたい な俺は先輩たちの話を聞いて余計に早く 社長に直接お礼を言いたくなっ た倉庫するうちに月日は流れ1年が経ち あっという間に5年が過ぎ た極楽天サービスは元々体にいい無天下 食品を全国各地の契約農家や契約漁業など から直で下ろしスーパーや家庭に下ろし 売りをする会社だっ た俺が入社した当時はまだ告知の客ばかり だっただがちょうど会社の長であり全国を 飛び回る社長の根回しや口コミ効果の 広がりもあって取り扱ってくれる店舗も 年々倍増の勢いで増えていったさらに時代 的な潮量にもタイミングぴったりで乗る ことができ た健康思考やブランド野菜などのブームに 乗っかり取り扱う商品も生鮮食品から加工 食品サプリメントに至るまで手ようになっ ていた俺が入した最初の5年の間に極楽天 サービスの事業の規模は爆発的に拡大して いったの だそして俺が入社して8年 目ちょうど同級生たちが大卒の新人として 社会に出る頃には極楽天サービスは1大 グループ企業に成長し数千人規模の従業 希望を持つ大企業へと変貌を遂げてい たそしてこの頃になると会社の空気も すっかり様変わり する俺は初期の頃に入社したので中卒でも 大丈夫だったが周りは大卒ばかりになって いっ [音楽] たそして俺が入社して10年目になると 移動の事例が出て俺は入社以来勤務し続け ていた元々の事務所である本社を離れる ことになっ たグループ企業になり全国展開して全国 主要都市に死者も次々と増えていったから だ創業当時のメンバー先輩社員たちは皆 新設された死社長として全国に散らばって い た俺もその例に漏れずできたばかりの州 死者の死者長店としての移動だっ たこの頃になると俺も給料は十分にもらう ことができるようになっていた年収も同 年齢の一般的な大卒と比較しても2倍以上 の額だったおかげで母の体調も良くなり不 自由ない生活を送っていた世間的に見れば 俺は中卒社員としては破の扱いを受けては いたがそれとは別に今の職場環境に満足し てはいなかっ たかつての祭企業時代のどこかあったかい 血の通った家族的な雰囲気は大企業に成長 した極楽天サービスからは消失してい た会社の人間関係が以前より薄く冷たく なったことを俺はとても残念に思って かつて学校ではみんなの話題の家屋の外で 家に帰れば母は働きに出ておりいつも 1人寂しくて居場所がなかった俺が初めて 見つけた家庭のような居場所が初期のまだ 祭企業だった頃の会社だっ た従業員の数も爆発的に増え 内容も完全に分業化しているので以前の ようにみんなが1つの方向に向かって 頑張るというのは難しいかもしれ ない新卒入社してくる社員は有名大卒 ばかりで有能なことは確かだったしかし ただ割り振られた仕事をドラに淡々と こなすだけの人ばかりになってしまっ た九州死社長として新たに不妊した俺はは この点をなんとか元の空気に戻せないもの かと悪戦苦闘し始め た俺は人間関係をよくしようと周りに声を かけたり仕事を手伝おうかと申し出たりし たとにかくフレンドリーに会社が温かい 空気になればと思ってやったの だしかし帰って死者の社員たちからは俺の こんな気遣いは鬱陶しいと邪魔にされる ばかりだっ たこれが大企業になるということかこの 会社もそろそろ俺の居場所がなくなるかも しれない な虚しさを内心感じつつも悪戦苦闘する 日々だっ たそんなある日死者のエントランスホール の一角にある休憩スペースで俺はコーヒー を飲みながら物思いにふけっていると ガシャンという音がしてホールにある 大きな観葉植物の蜂が床に倒れた見れば このビルの管理会社と契約している 清掃会社のユニフォームを着た清掃員の 中年男性が清掃カートを観葉植物の8に 引っかけて倒してしまったようだこの清掃 員のおじさんが慌てて必死に1人で倒れた 蜂や床に散らばってしまった土の片付けを してい たエントランスを行き交う社員たちやデリ 業者たちは横目でおじさんを見て通り すぎるだけで誰も助けようとはし ない俺はおじさんを放っておくことができ ず駆け寄っていって一緒に片付けを手伝っ た一通り片付き食を元通りに配置すること ができるとおじさんは言っ たありがとうございましたおかげでなんと か片付きましたよよろしければ礼に是非缶 コーヒーをご馳走させて ください俺は素直におじさんの行為に 甘えることにしたおじさんのおごりの缶 コーヒーを飲みながら俺たちは休憩 スペースに腰かけいん話をし たこの清掃員のおじさんのことは俺は以前 からオフィスのあちこちで見かけることが 度々あったおじさんは一目のないところで もいつも一生懸命に仕事をしていたなので 俺はこのおじさんを見かけるたびに密かに 心の中で手を合わせいつも死者を綺麗にし ていただいてありがとうございますと感謝 していたのだ おじさんは一戦争員にしておくのは惜しい ほど白式であり話を聞くのが実に面白かっ た特に仕事へのこだわりや心の用に関する 話は興味深く思わず聞き入ってしまい今の 自分の不完全年少な仕事の状況と比較して つい考え込んでしまっ たそんな俺を見かねたのか おじさん は大丈夫 何事もあんずより産が安しです よと慰めの言葉をかけてくれ たこの出来事をきっかけにそれ以降俺は おじさんを会社内で見かけるたびに缶 コーヒーを2個買ってはお茶にしませんか と話しかけていっ た死社内で孤立しかかっている死社長の俺 の唯一の茶のみ友達それが清掃員のおじ さんだっ たやがて俺はこの会社に入った経緯や職場 での人間関係のことなども相談するように なっ た俺はおじさんに今の会社に恩返しがし たいが空回りしてばかりなことやこうし たらもっとオフィスに活気が出るのでは ないかというアイデアなどを話したりも おじさんはこういったことも黙って ニコニコしながら聞いてくれ た俺はおじさんに心のうちを話すことが でき入社当時のことを思い出して楽しく なった入社した頃は今のおじさんのように 先輩たちに何でも話せたものだったこうし ていつの間にか俺の中ではおじさんとの 休憩時間が毎日のの楽しみとなっていっ た2ヶ月ほどこのような日々が続いた 頃毎日会社の清掃に来ていたおじさんが ある日を栄えに急に来なくなってしまっ た代わりに新しく来ていた担当者におじ さんのことを聞いてみると退職したと いう俺は密かにおじさんとの毎日の会話を 大きなが楽しみにしていたのでショックは 大きかったそしてお別れの挨拶もでき なかったことをとても寂しく残念に思った しかしきっと事情があってのことでいつか 仕事抜きで会いに来てくれるかもしれない と思い直し忘れることにし たちょうどその頃社内ニュースで社長が病 で入院していたが無事退院し職場復帰をし たと 知る俺は社長に寿命があったのも入院して いたのも初耳だっ たそういえば入社して10年以上が経つと いうのに俺はまだ社長に会ったことも なければ顔すら知らないままだなそう 思い当たり俺は苦笑いし たそして社長や会社に恩返しをしたいなら 周りが自分の思う通りに動いてくれない からと言って不満をこぼしている場合では ないと俺は改めて自分を古いたたせ たそしてとにかく真摯に黙々と頑張って いけばいいではないかと思い直したそんな 時俺当てに本社からある事例が届いた俺は その事例に従って来月から本社に戻ること になっ た事例と共に極秘の大きな封書が届き中に はあるものが入っていたそれは思いもよら ない驚くべきものだっ た俺はし に本社を訪れた案内された本社の会議室で 待っていると1人の見るからにインテリ ゼントした小綺麗なスーツ姿の男が入って きた年の頃は30歳前後と言ったところ か男は人事部長の伊藤香だと名乗っ た私が社長から山村さんをご案内するよう に ております失礼ですが思ったよりお若いの ですねいや社長から創業初期からの メンバーだと伺っていましたので私より 年上の方かと想像していまし た伊東は俺が自分より年下であることに 驚いたようだっ た伊東によればこれから社長室に案内する が束の時間までまだ少しあるからここで 待っていて欲しいとのことだっ た一緒に出されたお茶を飲んでいる間伊東 は俺にいろんなことを質問してきた職務が 人事部長ということで人のことを根ほり はり聞くことになれっこになっているの だろうがそういう土足で踏み込むような 質問が苦手な俺は少々撃し た最初は無難に世間話をしていた伊東だっ たがそのうち俺が遠く離れた九州死者勤務 だったことや中卒採用だったことなど知る と態度を変させたのだっ た伊東はそれまで座っていた会議室の パイプ椅子を離れると後方のソファーに いきなり腰かけ たそしてふんぞり返って足を組みながら半 笑いを浮かべていっ たなんだ隠したか よあまりの伊藤の表編ぶりに俺は呆れて 黙っていると伊東は調子に乗って畳みかけ てき た社長が時々に定長に迎えて社長室に案内 しろと言うからどんなビッかと思えば中卒 かよ 中卒なんかがよくこの会社に入れたもんだ ぜ俺はうんざりしながら答え た今と違い俺が入社した時代はまだ10人 にも満たない祭企業でした からすると食い気味に伊東はかせてきた だろうな今あんたみたいな中卒がもし応募 してきたらはきちんと古いにかけて落とす けどな俺は人事部長としてそんなバカ社員 を増やせない責任があるんで ね伊藤は自分の役職のケイを傘に来て俺を 見下し馬鹿にし た俺は黙って聞いていたがこんな人格の 備わっていない人間が管理職しかも人事に 携わっているのは問題だと思っ た俺は黙ったまま手元の封筒から中身を 取り出し伊東に差し出した伊東は面倒そう にそれを受け取ったが中身を覗いて確認 するとみるみる顔面蒼白に変わっていっ た俺が伊東に差し出した封筒その中身は例 分の書面と俺の新しい役職を印字した名刺 の束だった書面には東京本社へ転属になる 胸が書いてあり名刺にはその新しい役職名 と俺の名前が印字されてい たそれは極楽天サービス 株式会社代表取り役社長山村健太郎という ものだったそうお礼の事例とは本社に帰り 新社長に就任するようにという任命要請 だったの だ伊東はふんぞり返っていたソファーから 羽をきて直立不動になったが顔は血の気が 引き小きみに震えてい た俺は心底この商人物を哀れに感じ たその後すっかり大人しくなった伊藤と 一緒に社長室へ 向かう伊東がノックすると入り たまえという声が聞こえたドアを開けると 正面の社長のデスクに座って待ち構えた 人物 は俺は腰を抜かすほど驚い たなんとあの掃除のおじさんだっ たやあ久しぶりだ ね俺の顔を見ると社長はそう言って笑った そして社長は俺の前から急に姿を消した ことを謝っ たなんせ病が急に悪化しちまって ね健太郎君のことは気になってたんだ けどGのいる東京の病院に入院しなきゃ いけなかったんだそれで挨拶も遅くなって しまったってわだ許して くれそしてその後社長がなぜ清掃員をやっ ていたかなどを説明してくれ た社長はこの会社を起業してから現場主義 でありそれは今も変わっていない こと全国で反炉開拓や新規事業の下身に 飛び回る合間を縫って各死者の偵察も自分 で行っている ことその際 社長として行くと皆構えてありのままを 見ることができないので最近は清掃員など にふして車内の様子をチェックしていた ことなどを俺に説明してくれ た社員に顔を知られていないということは こういう時に便利なんだ よ社長はいたずらっぽく笑っ たしかし今回からの病である心臓の病が 突然悪化してしまい長期の入院で安静を 取るはめになってしまった入院している間 初めて本当に引退を考えたのだというもう 無理の聞く体ではない自分の後継者を探さ ない と とそこであの缶コーヒーを飲みながら毎日 語り合った時の俺の会社への熱意を 思い出したそう だ彼なら大事な会社をタに値する人物 だそう判断すると後は行動の人である社長 の動きは早かっ たすぐさま事例を発し俺を吸収死者から 本社へ呼び戻し次期社長の準備をするよう に通達を出したのだっ た社長の説明で全て打点の行った俺それを 小さくなって神妙に聞いている伊藤部長の 顔色はまだ蒼白だっ たあの社長長年の疑問なんですが今聞いて いいですかなんなり とそこで俺はずっと尋ねたかったことを 社長にぶつけ たそもそもなぜ中卒でなかなかどこの会社 にも採用されなかった俺を社長はわざわざ 採用すると中学校に連絡してくれたんです かすると社長はにっこりして答え たそれは ね君のお母さんに頼まれたからだ よお母さんはなかなか就職口が決まらない 君を心底心配してて ね実は私とお母さんは小中学校の同級生な んだよそれでお母さんが私のとに来てなん とか息子を取ってくれないだろうかって 頼まれたんだ よ私もそんなことならと採用することにし たわけさだ から俺なら君のお母さんに言いたまえ 社長は最初は母に泣きつかれて同上心から 俺を採用したそうだが一生懸命働く俺を 先輩社員たちから報告され学歴に関わらず 正当に評価していこうと思ったそう だ俺は長年の疑問は全部一気に評価し 嬉しくなったそして社長の気持ちを組んで この会社のかじ取りのバトンタッチを 受ける決意をした 会社が大きくなり俺の熱意だけでは回ら ないかもしれないだがそれをサポートして くれるえがい人材はたくさん いる会社がまだ小さかった頃は周りの先輩 社員に教えてもらってなんとか1人前に なれた 俺そう全ては縁ある人たちの女力のおかげ でここまで来れたのだ俺は改めてそう思っ た社長室を出ると俺からまるで死刑戦国の 首を言い渡されるのじゃないかとビクビク 青ざめて俯いていた伊藤に俺は言っ た伊藤 部長今後俺が社長になったら力を貸して ほしい伊東は今にも解雇を言い渡されるん じゃないかと思っていたのでびっっくりし た顔でへえと顔をあげ た会社という組織は社長1人では回らない 伊藤部長あなたのキャリアや実力も絶対に 必要だここで一緒になったのも何かの縁だ 俺に力を貸してほしいただしさっきのよう な人を肩書きやうつらで差別する人格は 捨てることだ変わらない時には俺は容赦は しないよ今度 は人間的に生まれ変わって俺の片腕として 働いて ほしい俺の言葉が全部終わらないうちに 伊東の目にはみるみる涙が溢れ たははい自分が本当に 恥ずかしいさっきのゴブレをどうかお許し くださいこれからは心を入れ替えて1から やり直すつもりで頑張らせて くださいそう言うと伊藤は俺に深かかと頭 を下げたそれを見て微笑みながら俺は優秀 な人材は手に入るがその人材を生かすのは 簡単ではない こと人の心を動かすのは相当の努力がいる ことを改めて自分の肝に命じるのだった 今からお話しするのは優位な立場になって いる時だけ上から物を行ってくる人物の話 だ俺は中村 達也下請会社で働いて いる内定をもらうのも難しいと言われてい た時期に就活をしなんとかとある下請会社 へ就職することができた 言ってしまえばどこにでもいる社会人 だ今の会社に新卒で就職してからけなげに 仕事に打ち込んでいたこともあって少し ずつではある が1人で仕事を任されるようにもなってき て いる中村君この案件を手伝ってもらっても いいか なこんな感じで車内の人たちとも仕事を 分担したり 時には手伝ったりもしていて人間関係は 良好自分で言うのもなんだが社内から信頼 されているんだと実感できるしこの職場で 働けることが俺の自信にもつながっている と思うというのも実は俺は就活時期に なかなか内定がもらえず自分は必要ないの ではと悩んでいた時期があったん だだけどその時たまたま出会った人に 人はまず信頼関係が大切なんだと助言して もらえて乗り越えられたん だ会社に就職してからも信頼関係がないと うまく仕事は続けられないし必要ないと 思っている人間に仕事を任せられるかい なんて言われてはっとしたん だだから俺は今も仕事はまず信頼関係が 大切だと思持っているし決して相手を 見下したりそういう態度は取らないように して いるそういった考えが結果自信にも つながっているしその自信がまた新しい 仕事へと結んでいるからいい調子だとは 思う今では会社にとって重要な仕事も任せ てもらえるようになってきてい たお忙しいところすみません中村君は今お 手すきでしょうかあ佐野さんお越し いただきありがとうござい ます今日は元受社の担当者さんと 打ち合わせの 日俺の会社は先ほど言った通りとある会社 の下請けを行っているそして俺はなんと 最近その元請け社とのやり取りも任される ようになったん だとは言っても担当者である佐野太さんは とても優しく真面目で温厚下請けである俺 や会社の人間に対しても偉そうな態度を何 1つ取ることのない本当にできた人間だ その証拠に言葉1つとっても物越柔らかで 王な態度なんて1度も見たことがないこれ はその場限りで身につくものではないし まさに佐野さんの人柄がにじみ出ている 証拠だと思っているそんな佐野さんがは 大好きだったしとても良好な関係を気付け てい たではこのような形でお願いいたしますね はい承知いたしましたいつもお越し いただき本当にありがとうござい ます無事に打ち合わせも終わり佐野さんを お見送りしようと大雪室を出た時に ちょうどとある人物と待ち合わせてしまっ たおや俺のことが嫌いな佐野さんではない です かあ田中さんお久しぶり ですなんと玄関前で待ち合わせてしまった のは俺の上司こと田中 健一とにかく好き嫌いが激しくて気に食わ ない相手だと容赦なく嫌味を 放つ佐野さんではまた次の打ち合わせの時 は僕の方が出向きますのでいやいや気にし なくて大丈夫ですよそれにこうやって自分 が出向く方が運動にもなりますしね佐野 さんからこの嫌味を口にする上司を話し たくて俺は半ば強引に佐野さんと上司の 田中との間に体をねじ込んだ実は元々佐野 さんとのやり取りを担当していたのは上司 の田中だっ ただが田中は佐野さんのことが嫌いすぎて 態度がはもに出る始末さすがに元受社との やり取りなのでそれはまずい今となっては 態度を改めるつもりもないらしい田中と こんなにも温厚な佐野さんを一緒の空間に いさせてはいけないと会社の判断で担当が 交代代わりに俺が担当することになったん だ中村君も無理はなさらないでください ねありがとうございますそう言って佐野 さんは帰って行くが俺はもう一踏ん張りし なくてはいけないだって振り返れば ニヤニヤ待機している上司の田中の相手を しなくてはいけないからだそう実は田中は 俺のことも嫌っていてこうして佐野さんを 見送った後は待っていたかのように嫌味を 言われて嫌がらせを受けて いるなんだよ中村 まるで俺が邪魔者みたいにしやがって すでに俺の背中へ浴びせられている言葉の 数々を受けながら俺は小さくため息をつく しかできなかっ たもうそろそろ次の打ち合わせの日程を 組まないと かある時スケジュール表を確認しながら俺 は都合がつきそうな日程をいくつか ピックアップし佐野さんの会社へ電話を かけたしかし担当者と言って電話に出たの は明らかに佐野さんではない男の 声あれ失礼ですが担当の佐野様はああ あいつなら仕事もできない業績も悪いし 態度も悪いってなもんで担当外されたんだ よそうなんです かもちろん俺はそんなことは知らされてい ないしかも万が一本当に担当が変わること になったとして佐野さんが一言もくれない まま変わるなんてことがあるのか不思議に 思って俺は電話越しに佐野さんのことを 聞き出そうとし たところがそれを遮ぎるかのように上司の 田中が俺のそばを通りながらこんなことを 言ったん だいや前の担当者があまりにも態度が悪 すぎてね ようやく新しいやつに担当が変わったん だろう電話越しからはというわけで俺の 名前は斎藤正斗ななんて自己紹介されるし そばでは上司の田中がスピーカーにしろだ なんてまくし立ててくるだから俺は佐野 さんのことも聞き出せずに上司の言う通り にするしかなかったん だ君の上司の田中健一とは昔からの友人で ねようまさとこれからは担当よろしくな ああけちよろしく よろしく正直言って俺は一体何を聞かされ ているのだろうと思ったよ ね大の大人が仕事中にこんな身内のノり みたいな態度を出すこと自体びっっくりし たし何より電話を切ってから上司の田中に 早く担当者俺に変わらないかなやめてくれ ないかなと口をこぼされたのは本当に腹が 立っ たそれからというもの上司の田中と新しく 担当になった斎藤の板になってしまった俺 今日も打ち合わせと称して斎藤が何の連絡 もなしに会社へやってきては大雪室を占領 して上司の田中と世間話をしている ちょっと中村が入っていないんだけど失礼 いたしましたうわ何その態度俺はわざわざ 足を運んでやってんだ よこんな調子で平気で23時間下手したら 半日以上偽る時もあるしその間俺は当然他 の仕事をやることができないというのも 大雪室でサ藤と上司の田中が世間話をして いる時に理由をつけては俺を呼び出し子を 言うそもそも本来の担当も俺なのでその 世間話の間俺も大雪室にいなくてはいけ ないだがあまりにも無駄話が多くとても じゃないが全てを対応していると時間が いくらあっても足りやしないだからこうし て隙を見つけては斎藤と上司の田中が 無駄話で大雪室を占領している間にできる 仕事をやるようになっていた 一応建前場は中村が担当者なん だろう本当使えないやつが担当になっ ちゃうと上司の俺がフォローに入らなく ちゃいけなくなるしダメな部下だと苦労 するよ なこんな茶番は日常左半時でまともに 打ち合わせなんてできやし ないだから当然話が進まずさらに 打ち合わせの日程が増えるという悪循環が 生まれてしまってい た正直足を引っ張っているのはお前たちだ なんて声を大にして言いたかったが周りの 社員たちも心配そうにしているし時には 手伝って くれるそんな優しい人たちにこれ以上嫌な 思いをさせたくなくて俺はじっと嫌がらせ に耐えるしかなかったん だそんな地獄のような環境の中ある 打ち合わせの後に俺は斎藤から呼び止め られたそうだそうだ中村ちょっと今日予定 ある今日ですかそうそう今日実は日頃の 感謝を込めて我が者から高級料亭に招待 しようと思ってて さ一瞬俺は何を言われているのかが分から なかった感謝高級料理といった感じで頭に ははてなが浮かんでいる意味がわからない ままよくよく斎藤の話を聞くと元受社から 俺が務めている下請会社の社員たちに日頃 のお礼をしたいとのこと らしい今日はこの後特に予定もないんだろ お暇な他の社員たちも誘え てそう言って周りにいる他の社員たちを ニヤニヤ見つめる サト正直 に話を振ってくるあたりが何とも言えない 気持ちになったが感謝の気持ちは断る理由 も ない急遽その場にいた会社の人たちにも声 をかけて参加できる人を集めたんだそして そのまま仕事が終わってから招待された 高級料亭に向かうと正斗が笑顔で出迎えて くれた今日はお礼ということで じゃんじゃん飲んじゃって なんて妙にハイテンションではあったが 実際運ばれてきた料理を目の前にすると どれも本当にすごいというのも斎藤が頼ん だコースはこの両1番の豪華なコースだっ た らしい普段俺や他の下請会社の社員たちの ことを明らかに見下している態度を取って いた斎藤ではあっただけどこの表なしは 素直に嬉しかったし参加した俺たちは純粋 に料理を楽しんだん だごちそうさでしたおいしかった ですあんなにたくさん並んでいた料理たち もすっかり胃の中に収めた俺たちは そろそろ追いとましようかと立ち上がった んだそうしたら正斗がありえないことを口 にしてきたんだ よいやいや何そのままとしている の何を言われているのかが分からず 立ち上がった俺たちは皆ポカンとしていた と 思うご飯食べたでしょだったら普通支払う よ ねそうですけど今日は日頃の感謝を込めて とだから高級料亭の1番お高いやつを予約 してあげた でしょはっきり言ってやられたと思ったね そう斎藤は元々この会の支払いをする つもりなんてなかったん だ接待という名目だったため俺もしてやら れ た元受社からと言われたので疑うことすら できなかったん だすみませんお支払いはそちらの会社がし てくれるものだと ばっかりどうにかこの言葉を口にするとマ は待っていましたかのようにみるみる広角 をあげニヤニヤ笑いながらこう言ってき た何何もしかして支払えないとか いえそういうわけではいくら下請会社の 給料は安いって言ったってこれくらいは 払えるでしょう明らかにこの場にいる会社 の人たち全員を下に見て笑っている 普段こっちが仕事あげてるんだから会計 くらい払って よそう言って絶対に支払うそぶりすら見せ ないマの態度ははっきり言って腹が 煮えくり返るかと思っ たまさかの流れに俺以外の社員たちも驚い てしまった 様子だけど無線飲食なんて当然できないし 店側にも迷惑をかけてしまうそう考えた俺 は仕方なく持っていたカードで支払うこと にしたん だその額なんと数10万円だって さこの結果に周りの社員たちがオロオロし ていたし仕方のないことだけど会計を済ま せた直後俺は自分の父親へ電話をすること にしたん だもしもしさんきっと支払いが済んだ後も マとは何か嫌味を言いたかったの だろうだけど俺がすぐさま電話をかけ出し たためタイミングを逃してしまった 様子うんそうそれで父さんのカードで接待 代払っといたから経費に計上しといてあげ てそう言って電話を切ったんだけど直後 正斗が大笑いしながら俺のことを馬鹿にし てきたん だ何支払いは父親にお願いしたのそうです が大人になって親に支払ってもらうとか かっこ悪いでちゅ ねなんて特に気に止める様子もなかったの で俺たちは早々に正斗と別れることにした ん だそして巻き込んでしまった会社の人たち に謝罪をしたらみな気にしないと慰めて くれた よいやあ昨日は傑作だった な昨晩の出来事から1夜開けて斎藤正はご 機嫌で出社した下に見ている奴らを 蹴落とすのはなんて気分がいいもの だろうるんるんで自分の部署へと歩いて いくがそこにあるはずの自分の席がない あれおしい ななんてそのまま無駄にキョロキョロして は見たがやはり自分の席はないしなんなら 机ご存在してい ない周囲の同僚に話しかけようにも皆 まるでまとのことなど見えていないかの ように各々業務を開始して いるすると背後からとある人物が声をかけ てきたん だ昨日はがお世話になったみたいだ ねは え 社長マのことなど誰も気にも止めていない かのようにいつも通り仕事をこなしていく 同僚たちだが正斗にはその空間さえも許し てくれ ないちょっとこっちに来よう かそう言って社長に連れ出され は再度社長から言われた言葉でようやく あることへと気がついた昨日は下請会社に 日頃の感謝を込めて接待してくれたそうだ ねどうしてそれをどうしてもこしてもない よ昨日その接待分の高級亭代を息子が私 名義で支払ったと電話が来たからねなんと 下請会社として散々をちっていた中村達也 はまさかの社長の息子だったん だあああの中村は社長のご思そだったん ですかようやく事態が飲み込めたマは顔面 蒼白になってしまっ たすすすすみません 社長何がすみませんなんだね社長のご則と 知ら ずなんて慌てて床に頭をこすりつけたが もう遅い実は中村達也は父親である元請 会社の社長から何事も経験だと常日頃から 言われていたらしいだから達也が就職する 時も下請けで実際に働いてみてちゃんと 下請けの人の気持ちを理解できるように なりなさい自分が社長の息子であると 名乗る必要もないし何事も経験だと言われ それで正体を明かすことなく下受け で働いていたんだとかああちなみに今回の 件で作に君のことを調べさせてもらったよ 君不正に同僚の佐野亮太君のことを退職さ せたよねいそそれ はもう調べがついているから言い逃れは できない よそう言って達也の 父親もい社長はとある書類を 突き出すここに記載されている報告書は嘘 だね佐野君は車内で複数の女性から訴え られてなどい ないなんと急に達也が務めている下請会社 の担当が変わったのは正によって捏造され た報告書のせで佐野太が退職させられてい たからだったの だここの報告書に上がっている女性たちは 皆頼まれたと言っているいや正確にはそう いうよ詰め寄られたと言ってい たもう正に言い逃れはでき ないおかしいと思って調査していてよかっ たよ佐野君は私が 呼び戻す君は子 だ正斗は泣く泣くその場で雇を言い渡さ れることとなったん だ父親から斎藤正斗が解雇されたこと そして急に佐野さんと連絡が取れなくなっ た理由も聞かされ た正直俺はなるべくしてなった結果だよな と思うし正斗に関しては道場すらないだが 実は話はこれだけで終わらなかったん だなんとその後の調査でそもそも正斗が 偽装した報告書には下請会社である俺の 上司の田中も絡んでいたことが発覚し た嘘の報告書を作成するよう持ちかけたの も上司の 田中その報告書を作成するために斎藤へ 金銭を渡したりさらにはその金銭の出所は 俺が働いている下請会社の金庫からだった というからびっくりする この報告を受けて俺の働いている会社側の 社長も上司の田中のことを解雇し たその時の田中の身勝手な理由ときたら我 ながら呆れてしまったよそもそも田中と 佐野さんは以前からの知り合いだったそう で田中が一方的に佐野さんのことを逆恨み していたんだとか好きだった女性があの おんこ野と付き合ったのがむかつい たなんて言ってこんなことになってもなお 佐野さんのせいにしていて下請会社の社長 から一括されたんだ といくら好きな女性が付き合っている人だ からって不正にその人の人生を めちゃくちゃにしていい理由はないよ なそんな性格をしているからどんどん佐野 さんとの差も開いて仕事面でも プライベートでも散々な結果になったんだ と思う こうして下請会社の人たちを下に見た結果 とんでもない返しをされた哀れな2人は 解雇という形で俺たちの前からいなくなり 会社はまたいつもの平和な空間に戻ったん だ完全に自業自得な2人がいなくなって から俺は今の会社を退職した正確に言うと 正体がバレてしまったのをきっかけに転職 したって感じかな 会社の社長も周りのみんなも正体がバレた 後も変わらず接してくれて嬉しかっただ けどやっぱりそれでも元受社の社長の息子 がいるとそれだけでやりづらい部分もある と思って さそして俺は元受社に改めて就職したんだ これはコとかでもなんでもなくちゃんと 転職活動をして無事に受かったという感じ だそして今日は転職してからずっと 待ち望んでいたとある方と再開する 日もうすぐ現れると思うのだがすでに俺の 心臓はバクバクして いる中村 君お久しぶりだ ね佐野さん会いたかったですお久しぶり ですそう今日ここで再開する予定だった 人物は前の会社でたくさんお世話になった あの佐野さんだっ た今日は今の会社で佐野さんが復帰する 最初の 日俺は早く佐野さんに会いたくて会社前の 通りで朝から待っていたというわけ だそういえば俺が戻ってこれたのは中村君 のおかげだね本当に ありがとういやいや俺は何もしてですよ そう実際に俺は佐野さんが戻ってこれる ように特別何かをしたわけでは ない父親はやっぱり社長だからもしかし たら何かしたのかもしれないが俺は知ら ないいや中村君のおかげで俺は戻ってこれ たのは確かだそう言うと佐野さんはこんな 昔話を聞かせてくれ た実は俺と中村君は昔会ったことがあるん だよえそうなんですかははやっぱり覚えて なかったかなんて笑った佐野さんは携帯に 入っているとある写真を見せてくれ た見るとそこに写っている景色は俺が就活 生の頃よく立ち寄っていた公園だっ たあそこは俺のお気に入りの公園なんだだ からよく言って いるそう呟いた佐野さんはある時その公園 に度々思い詰めたようにベンチに座って いる就活性を見るようになった そうなんだか今にも泣き出してしまいそう でね見た目からして就活性だと思って気に なっていたんだよなんていう佐野さんの 言葉に俺はちょっとだけ恥ずかしくなる 確かにあの時は内定がなかなかもらえなく て自分なんて必要ないのかなど思い詰めて いたからそれを目撃されているとは思って なかったんだだがこの後佐野さんはさらに 衝撃なことを口にしただから思わず中村君 に声をかけてしまってねまずは信頼関係が 大切なんだよと偉そうなことを言って しまっ たそれを聞いた瞬間俺の中で電撃がが走っ たん だあの時声をかけてくれたのって佐野さん だったんですかえ覚えているの覚えてい ますよだってあの言葉があったから俺は 自分なんて必要ないなんて思わないように しましたし今でも仕事をする上で1番大切 にしています もん思わず声を大きく力説してしまった から佐野さんは目をパクりさせていた そして少しの間固まった後佐野さんは何か 吹っ切れたように笑い出したん だおせかだと思われてしまったかと思って いたがそうかそれならよかっ た実は仕事で再開した俺は昔の俺と違い しっかりと自分の考えを持って人間関係を 大切にしていたから心していたと教えて くれた野さんそんな俺が転職して同じ会社 で君が復帰するのを待っているよと教えて もらって復帰することを承諾したのだとか だから改めてありがとうそして俺の言葉を 今でも大切にしていてくれて 嬉しいなんて言われて俺も思わず照れ臭く なってしまった今ではそんな佐野さんと コンビを組み様々な仕事を一緒にこなして いる

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