現役警察官“大胆な撮影”が大反響　「旅の恥はかき捨て…ではない！」(2023年2月16日)

　ツイッターでバズっているのは、大分県警が10日に投稿したツイート。

　「旅の恥はかき捨て…ではありません！マナー、モラルを守り安全で楽しい旅を！」

　危険な場所での写真撮影をやめるように注意喚起する内容ですが、よく見ると写真は明らかな合成。しかも、かなり雑。そして、このポーズ。真相を求め電話を掛けると…。

　大分南警察署湯布院幹部交番・隅田勝信所長：「テレビ朝日、お待ちしておりました！文章の作成とアイデアは私です」

　テレビ朝日からの取材を待っていたという大分・湯布院にある交番の隅田所長。まずは、投稿の狙いについて。

　大分南警察署湯布院幹部交番・隅田勝信所長：「文章だけだと『見て、すぐ忘れてしまう』というところがありますから、『インパクトのある写真』があると心に残っていただくだろうし。実際に、警察官が道路に出て撮影するわけにはいきませんので、『合成写真でいくしかない』と思いましたから、『合成』ということがすぐ分かるように」

　一見、「雑」に見えますが、しっかりと計算されたうえでの合成だそうです。では、CG作成はどんな精鋭部隊が…。

　大分南警察署湯布院幹部交番・隅田勝信所長：「仕事の合間合間で作っていますので、まあ、数時間程度だったと思います。費用は0円です」

　数時間で費用ゼロ。恐るべし大分県警。そして、あのポーズについても…。

　大分南警察署湯布院幹部交番・隅田勝信所長：「（Q.ポーズは誰のマネをしているんですか？）テレビ朝日系列で放送中の、新日本プロレスのですね、棚橋弘至選手、内藤哲也選手、オカダ・カズチカ選手のポーズです！」

　プロレスファン歴は、50年以上という隅田所長。

　大分南警察署湯布院幹部交番・隅田勝信所長：「プロレスへのリスペクトがあって、このポーズを使っていますので…」

　大分県警の投稿は、棚橋選手も早速リツイート。ただ、あまりにも反響が大きすぎると、同じ場所で写真を撮りたいという人がかえって増えてしまうのでは…。

　大分南警察署湯布院幹部交番・隅田勝信所長：「（Q.もし、撮りたいという人がいたら？）もちろん『合成してね』って言います！」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp