自分の財産を死後、家族ではなく社会貢献活動を行うNPOなどに譲渡する「遺贈寄付」。総額は年間400億円近くに上り、能登半島地震の被災地支援や治療の難しい病気の研究に活用されるなど広がりを見せている。背景には、団塊の世代が75歳以上となる“大相続時代”の到来や、「家の財産は必ずしも家族が継がなくてもいい」という家族観の変化も。遺贈寄付は社会をどう変えるのか。注目集める“助け合い”の可能性を探る。
番組の詳しい内容はテキストでも▼
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4875/?cid=dchk-yt-2403-46
【ナレーター】
安元洋貴(声優)
【出演者】
星野哲さん(立教大学社会デザイン研究所研究員)、桑子真帆(キャスター)
【放送情報】
NHK 総合 毎週(月~水)夜 7:30~/[再放送]NHK BS 毎週(火~木)午前 4:00~
おだ去年造寄付を決めた森永洋子さん79 歳 です結婚しておらず子供がいない森永 さん自分の守護遺産が国にめられた 場合のか疑問を感じたと言い ます国だとま使われ方が分からないですよ ね税金に持ってかれるのはちょっと嫌だ なっていう感じだったのです からどっかいいところを移動っていうか 寄付したいなっていうどこに遺産を託すの か依寄付のサポートを行っている企業に 相談を持ちかけましたよろしくお願します 私あの若い頃から 者 にの プロジェクトの関係をアシストしていたの でそれで海外がすごい近いものになって ましてなるほど 仕事を通じて途上国が抱える問題などに 関心を持つようになっていた森永 さん候変動や紛によって苦しむ子供たの姿 をニュースでるでその助けになりたいと 考えまし たま例えばそうですねカンボジアとラオス ですねそうあの病院子供専門の病院を設立 をしてああはいカンボジアには友達もい ああ本当です [音楽] か専門家のサポートのも交渉役場で遺言症 [音楽] 作成 マンションの売却駅など亡くなった時に 余った財産を途上国で教育支援を行う団体 などに寄付することにしまし た今まで見てきた世界に目を向けてま戦争 も多いですしだから難民とか色々あります しお役に立てればすごく嬉しいなっていう 感じですね はい 子供がいても遺産の一部を依寄付しようと いう人もい ます中村正子さん70 歳去年手書きの遺言書を作成しまし た金額は 30万円無理なく残せる額に抑えまし た 財さんなんてないんですけど私のお小遣い をちょっと残しとこうかなっていう感じで 造寄付を子さんに進めたのは近くに住む 長男の裕一郎さんでし た親の財産は子供が継ぐという価値観には こだわっていないと言い ます手元に残るんであればそれはもう両親 のお金なんでね親たが自分で使ってくれる うん全然なんかそれまでねこっちに起こせ
なっていうのは全然思ってなかったです ねどこに遺産を託すの かこれまで専業主婦として3人の息子を 育て家庭中心に生きてきたまさ子 さん地域や社会にも役立つことがしたいと 考えていまし た ずっとね専業主婦ですしとてもそんなこと を考える余裕もなく自分の生きた証じゃ ないけど本当影の力でもちょちょちょっと でもお力になれればなと思って ます先として選んだの はああそこだつたつついたつい た孫たちが通う近所の子供食堂でした [音楽] ここはボランティアのスタッフや寄付で 集められた食材によって運営が支えられて い ます子供さん全員無料にしたので相当赤字 がございますでもなんとか頑張ってます齢 ばっかりしてたで子供この子たちに役立て てくれればなと思っ て家庭に様々な事情を抱えながら集まって くる子供 [音楽] たちより所となる居場所を自分の死後も 守り続けてほしいと子さんは考えたの ですいつ言っても私の意志は残していける んだなっていうのができたんでの子たちが 子供食堂行った時にばあちゃんここねここ のこと考えてくれたんだと思ってくれれ ば犬の保護活動を行っている広島県の NGO ですペパー君が今日天検者から専用 シェルターの方に移動してきた子 です 行では救えなかった命を守り里親につぐ 取り組みを行ってい ます夜見で生活してた子たちをえっと 人慣れトレーニングをしてそこから新しい 佐屋さんを探して譲渡に 出す広島県の人言長の方にこの団体では1 匹でも多くの犬を里親につなげるため新た なエリアに譲渡センターを設立したいと 考えていまし た広島県とまらずやはり最終的にはあの 日本全国でこういうことなくしていきたい と思ってますのであのこういう譲渡 センターというものも作ってですねわか ちゃんのことも知ってもらえるんじゃない かということ で施設の初期費用が壁となる中ある女性 からおよそ1億円の居寄付が寄せられまし [音楽] た2年前に亡くなった塩崎す
さん大好きな犬のために自身の財産を使っ てほしいと遺言を残していまし た犬が好きだっていうことで動物愛護団体 えに全額も寄付したいて いう塩崎さんからの造寄付で新たに解説さ れた譲渡センターです オープンから4 ヶ月すでに20等以上が新たな家族の元に つがってい ます可愛かったですねでちゃんとしけがさ れてるからそれはちょっとびっくりしまし たちょっと検討したいなと思って [音楽] ます譲渡センターに掲げられた塩崎さんの 支援に感謝するプレート この団体は異寄付には金額の高さ以上の 意味があると考えてい ます自分がいない世の中の中であなたに 任せますっていう風にこう選んでもらえ るっていうことはすごく名誉なことでも あるしすごく重いことでもありますよね いろんな社会方に挑戦していく上でのあの 可能性を与えてくれるっていうものが やっぱ造寄付なのかな実際に造寄付を 行おうと思った時にどのように進めていけ ばいいのかえこちらにあげていただきまし たけれども重要なポイントこちらですね はいまず人生を振り返るこれはご自身が どういう価値観を大切にしてきたのか あるいはどんな人たちの恩を受けて生きて きたのかまそれを振り返ることそしてえ次 の小学王ですがえ今どうしてもですねお 金持ちのすることというういに考えられ がちなんですね寄付がですがまいくらから でもいい例えばですが東京大学などは 1000円からでもオッケーという風にま ホームページでもアップしていますそう ですかえまず自分が生きてる間は自分の ために使ってどんな奨学でもいいからま 寄付することができるっていうことですね なるほどはいそして3つ目はいえこれは ですねま5年後10年後その寄付した団体 がきちんと残っているかそしてまた寄付し た団体が本当に自分の思った通りにお金を 使ってくれるかっていうのはやっぱり確認 する必要がある移流分にも注意しないと いけないということで相続人がいる場合ま 最低え自分が受け取れるま相続財産の権利 というものがありますで例えばですがある 団体に全額を寄付したいと思った時にその 移流分をま自分はやっぱり欲しいんだって いうことでま請求された時にトラブルに なるケースがありますですので最初からら 遺留分についてはえ配慮した上で依寄付を 決めた方がいいと思いますはいなるほど
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