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【地下シェルター】都心の駅に整備へ……「なんで麻布?」「ついに日本にも」 海外の例や災害時は?【#みんなのギモン】

by ANNAPOST



東京都が、麻布十番駅に「地下シェルター」を整備することになりました。小池知事は、弾道ミサイルの脅威を理由に挙げます。欧州ではウクライナ情勢を受けて再注目され、台湾でもしっかり整備されています。日本でも整備や避難先の指定は進むのでしょうか?

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https://news.ntv.co.jp/category/society/09030527679a46089144224dd5bb1002

そこで今回の#みんなのギモンでは、「都心に“地下シェルター”ナゼ?」をテーマに、次の2つのポイントを中心に日本テレビの小野高弘解説委員詳しく解説します。

●なぜ麻布十番に?
●地下シェルター、日本は遅れてる?

■地下鉄の駅の中に防災備蓄倉庫が

日本テレビ・小野高弘解説委員
「外国からの弾道ミサイル攻撃に備えた動きとして、東京都が来年度から、地下シェルターの整備を始めるといいます。場所は港区の麻布十番駅。麻布十番と言えば、おしゃれな居酒屋があって、華やかなイメージもある街です」

「その麻布十番駅の階段を下りていった先、駅の中に防災備蓄倉庫があります。そこに今置かれているのは、ろうそくや毛布などですが、そこを長期滞在できるようにします。水や食料、非常用電源や通信設備なども備え付けることを考えているそうです」

「備蓄倉庫を改装してシェルターにする、ということです。準備や調査をこれから始め、完成は数年後の見通しです」

■「災害のときでも…」SNSの反応は?

小野解説委員
「これを皆さんどう思っているのか。SNS では『ついに日にも作られるのか!』『地震などの災害のときでも使えるといいな』『なんで麻布なんだろう?』といった声も上がっています」

辻岡義堂アナウンサー
「まさに、なんで麻布なんだろうという感じですが、きっと、いい場所ということなんですよね?」

■一時避難施設は「1~2時間の想定」

小野解説委員
「いい場所なんです。もし弾道ミサイルに見舞われた場合、どうしたらいいのか。Jアラートが鳴り、まずは緊急一時避難施設に駆け込みます。ここで一時的に身を守ります。その場所は、学校や公共施設など、頑丈なコンクリートの建物の中、または地下街などです」

「自治体などが場所を指定していて、都内には4258か所、全国だと5万6173か所(去年4月時点)あります。ただ、ずっとここにいられるわけではなく、滞在はせいぜい1~2時間の想定です。本当の有事になれば攻撃が続くかもしれず、激しくなるかもしれません」

「(そうなると)こうした場所では身の安全を確保できない恐れもあります。そこで、しばらくの期間いられる本格的な地下シェルターを整備しようということになりました」

鈴江奈々アナウンサー
「都市部などでは、地下街や地下鉄といった地下の空間はなじみがありますが、それとは別の機能を備えたものが地下シェルターには求められているということなのですね」

■備蓄倉庫が広く、地下深い麻布十番駅

小野解説委員
「では、なぜ麻布十番なのか。東京都の担当者に聞くと、麻布十番駅は地下鉄の施設の中で、一定程度の地下空間を確保できるからだといいます」

「シェルターにする備蓄倉庫の広さは1480平方メートルで、テニスコート6面分ほどに当たります。その深さは地上から40.1メートルで、これだけ深ければ地下シェルターとしても使えるのではないかと考えたそうです」

辻岡アナウンサー
「確かに、麻布十番駅は広いですよね」

小野解説委員
「そして地下鉄のトンネルもあるので、物資の輸送もしやすいという点もあるのではないでしょうか」

辻岡アナウンサー
「輸送拠点にもなるということですか…」

■小池知事「国際情勢が厳しい」

小野解説委員
「来年度はまず準備と調査が行われ、その予算は 2 億円。完成までにはもう少し費用がかかるそうです。なぜ地下シェルターなのか、小池都知事は 26 日に会見で背景を説明しました」

「小池都知事は『これまでも様々な避難所について準備も行ってきたわけですが、残念なことに国際情勢が厳しいということも踏まえ、重大かつ深刻な脅威である弾道ミサイルの飛来にも備えていく必要があるかと考えています』と話しました」

■ヘルシンキのシェルターの特徴は?

市來玲奈アナウンサー
「そうですよね。本当にいつ、どこに飛んでくるか分からないからこそ、意識は高く持たなければいけないなと改めて思います。海外の地下シェルターはどうなっているのでしょうか?」

小野解説委員
「はい、続いてのポイント『日本は遅れているのか』です。シェルターに詳しい専門家に聞くと、北欧などは昔から旧ソ連と接していたこともあり、脅威があるとして、地下シェルターがしっかり整備されているそうです」

「フィンランド・ヘルシンキにあるプールは、硬い岩盤をくり抜いて造られた地下シェルターになっています。有事の際には4000人近くを収容できます。この他、普段は体育館やカフェとして使われている地下シェルターもあります」

「小池都知事が去年8月にフィンランドを訪問した際に、こうした地下シェルターも視察しました。ヘルシンキの地下シェルターは人口を上回る人数の収容が可能だという説明を受けたそうです」

■台湾では地下駐車場がシェルターに

小野解説委員
「日本の近くでは、台湾も地下シェルターを整備しています。中国本土から140キロほどの距離にある、台湾西部の澎湖島。もし中国が台湾に侵攻すると、真っ先に戦場となるとみられている場所の1つです」

「市内の建物の入り口には『防空避難』という標示があり、階段を下りると広い地下駐車場があり、ここが有事の際の地下シェルターになります」

「日本核シェルター協会によると、台湾や韓国ではこのような施設が日本の比にならないほど整備されていますが、日本には弾道ミサイル想定の公共の地下シェルターはまだないといいます」

■日本核シェルター協会「災害時も有効」

忽滑谷こころアナウンサー
「地下シェルターを使わなくていいような平和な世の中が一番ですが、やはり国際情勢が厳しい中で、いざというときに逃げ場はあった方が安心ですよね」

小野解説委員
「こうした現状に、同協会は『ウクライナのことがあり、ヨーロッパではシェルターを今再び整備している』としています」

「さらに『地下シェルターはコンクリートの厚さや鉄筋の入り方など、衝撃に耐えられるかどうかの構造が大事になる。そして、構造によっては地震でも壊れにくいという研究結果もあり、災害時にも有効だ』と話します」

■軍事専門家「12時間超の空襲警報も」

小野解説委員
「ある軍事専門家は、『ウクライナを見ても分かるように、空襲警報は一度鳴ると、12時間以上鳴り続けることもあり、その間身を潜め続けることを考えると、トイレや食料を備えたシェルターは大事になる』と言います」

鈴江アナウンサー
「12時間警報が鳴り続ける、空襲に見舞われる。平和な時間を過ごしてきた戦後生まれの私たちからすると、なかなか想像しにくいですが、やはりそういったことにも備えなければいけないのかなと。怖さも感じます」

「一方で災害時の活用について、津波や洪水などの水の災害のときは高い所に避難しなければいけません。そういう意味では難を逃れる場所は、状況によって変わってきます」

小野解説委員
「火事が起きている時などは地下に逃げ込むことも必要になってくるかもしれませんからね」

鈴江アナウンサー
「どういったハザードでどういった避難先があるのかを、改めて知るきっかけにもしたいです。ミサイルから命を守るという場所が今後どういった場所に作られるのか、避難先はどこにあるのか、改めて確認して知らせる、避難する取り組みも求められると思いました」

■専門家「避難場所の整備と指定は当然」

辻岡アナウンサー
「地下シェルターは殺伐としたイメージがありましたが、ヘルシンキではプールもありましたし、いろんな国によって概念が違うといいますか、平常時でも使えるんだなと驚きました」

小野解説委員
「普段使いができるといいですね。日本大学危機管理学部の福田充教授に聞きました」

「『地震や津波など自然災害の危機に備えて避難場所を指定しているのは、人の命を守るため。避難先がはっきりしていれば、そこを目指してすぐ動ける。軍事的な危機の際にも、すぐみんなが動けるように避難場所を整備し、指定することは当然だ』と指摘します」

「こうした備えを考えること自体、怖いことですが、必要にもなっています」
(2024年1月26日放送「news every.」より)

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[音楽] 今日の疑問はこちら です都心に地下シェルターなぜ外国からの 弾道ミサイル攻撃に備えた動きです東京都 が来年度から地下シェルターの整備を始め るっていうんです場所は港区のアブ中盤駅 こちらご覧 くださいアザブ盤といえばおしゃれな 居酒屋があってね華やかなイメージもある 街ですがその駅の階段を降りていった先駅 の中に実は防災備蓄倉庫があるって言い ますうんうんそこに今置かれているのは ロソや毛布ななんかなんですがそこをです ね長期滞在できるようにするとで水や食料 非常用電源そして通信設備なども 備え付けることを考えているそうですだ から備蓄倉庫を改装してシェルターに するってこです準備や調査必要ですこれ から始めて完成はそれでも数年後の見通し ですはいじゃこれ皆さんどう思いますかて SNSを見て見るとついに日本にも作ら れるのかとか地震などの災害の時でも 使えるといいなとかなんでアザブなん だろうそういった声も上がってますまさに なんでアザブなんだろうって感じですけど きっといい場所ってことなんですよねいい 場所なんです今日のポイントがこちら ですなぜアザブ10番にそして地下 シェルター日本は遅れてるはいさてもし 弾道ミサイルに見舞われた場合どうしたら いいかというとまJRとなりますねまずは は緊急一時避難施設に駆け込みますここで 一時的に身を守りますその場所は学校や 公共施設など頑丈なコンクリートの建物の 中ですまたはこういった地下街だったりし ます実は自治体などが場所を指定してい ます都内に4000か所以上あって全国だ と5万箇所以上あるんですねおでもずっと ここにいられるかっていうとま生ぜ1時間 から2時間程度で本当の友人になったら 攻撃続くかもしれないし激しくなるかも しれないしこうした場所だと身の安全確保 できない恐れもありますそこで本格的な 施設でしばらくの期間いられるこの地下 シェルターというのを整備しようっていう ことになったわけですう今回用意しとこう とこれをなるほどあの都市部とかですと 地下街や地下鉄といったま地下の空間って 馴染みがありますけれどもやはりそれとは 別の機能を備えたものが地下シェルターに は求められているっていうことなんですね そうなんですじゃあなぜ今アザブ10番な のかこれ東京都の担当者に聞いてみました するとアザブ10番駅というのは地下鉄の 施設の中で一定程度の地下空間が確保

できるからだというんですねうん シェルターにする備蓄走行まず広さを見て みると1480メテニスコート6面分 ぐらいに当たるそうです結構の広さですね ええそうですそしてじゃあ深さがどの ぐらいあるかというと地上から40m以上 のところにあるとこれだけ深ければ地下 シェルターとししても使えるんじゃないか と考えたそうなんですそれ確かにいや アザブ番広いですもんねええそしてあの 地下鉄があるわけですねそこにトンネルが あるっていうことで物資の輸送もしやす いってこともあるんじゃないでしょうかね 輸送拠点にもなるってことですかはいそう ですで来年度はまず準備と調査が行われて その予算は2億円完成までにはもう少し 費用かかるそうですはいじゃあなぜ地下 シェルターなのか今日小池知事は会見で こう話しています これまでもですね様々避難所につきまして あの準備も行ってきたわけでございますが ま残念なことに国際情勢な厳しいという ことも踏まええま重大かつ深刻な脅威で ある弾道ミサイルの被にも備えていく必要 があるかと考えており ますそうですよね本当にいつどこに飛んで くるのかわからないからこそ意識を高く 持たないけないなと改めて思うんですけど もこの地下シェルターっていう点では海外 というのはどのようになっているん でしょうかまさにそれで続いてのポイント を見てみましょう日本は遅れてるのかはい シェルターに詳しい専門家に伺ったら北王 などは昔から旧ソ連と接していたことも あって脅威があるということで地下 シェルタはしっかり整備されてるそうです じゃどんなものがあるかちょっと見てみ [音楽] ましょうこちらフィンランドのヘルシンキ にあるプールなんですが実はこ天井見ても 分かりますように硬いガ板をくり抜いて 作られた地下シェルターになってるんです 友次の際には4000人近くを収容できる ということですでこの他普段は体育館だと かカフェとして使われている地下 シェルターもありますえ普段から使われ てるのはいいですねえうん実は小池知事が 去年8月にフィンランドを訪問した際に こうした地下シェルターも視察しました ヘルシンキの地下シェルターは人口を 上回る人数の収容が可能だという説明も 受けたそうなんですよそうへそして日本の 近くだと台湾も地下シェルター整備してい ますこちらは中国本土から140kmほど の距離にある台湾西部にある島ですもし

中国が台湾に進行すると真っ先に戦場と なると見られている場所の1つですでこれ 市内の建物入り口見てみますとね防空避難 って書かれてますねで階段を降りていっ たら広い地下駐場がありますここが有次の 際の地下シェルターになるそうですう日本 核シェルター協会の方に伺ったら台湾や 韓国ではこのような施設日本の日になら ないほど整備されているということなん ですが日本には弾道ミサイル想定の公共の 地下シェルターっていうのはまだないと 言いますうん地下シェルターをこう使わ なくていいような平和な世の中が1番です けれどもやっぱり国際情勢厳しい中でいざ という時に逃げ場はあった方が安心ですよ ねそうなんですよねこうした現状に日本各 核シェルター協会はウクライナのことが あってヨーロッパではシェルターを今再び 整備しているんですそして地下シェルター はコンクリートの厚さや鉄筋の入り方など 衝撃に耐えられるかどうかの構造が大事に なるとそして構造によっては地震でも壊れ にくいという研究結果もあるので災害時に も有効だと言いますで軍事専門家の方にも 伺ってみたんですがあのウクライナ見ても 分かるように空襲警報っていうのは1度 なると12時間以上なり続けることもある とはいなのでその間身を潜め続けることを 考えるとトイレや食料を備えたシェルター というのは大事になるんだという風に おっしゃってましたうあのねこういう12 時間警報がなり続く空襲私たち平和な時間 を過ごしてきて戦後生まれの私たちから するとなかなか想像しにくいですけれども やはりそういったことにも備えなければ いけないのかなと改めてえちょっと怖さも 感じます一方であの災害の活用というのも ありましたけれど災害と一言で言っても 津波や洪水などの水の災害の時は高い ところに避難しなければいけないですよね まそういった意味でも難を逃れる場所と いうのは状況によって変わってきますから 家事が起きてる時などはねこうはやっぱり 地下に逃げ込むっていうことも必要になっ てくるかもしれませんからねうんそういう 意味でもどういったハザードでどういった 避難先があるのかっていうことを改めて 知るきっかけにもしたいですしうんま今 こういった地下シェルタ整備が始まった ばかりですけれもミサイルから命を守ると いう場所が今後どういった場所に作られる のか避難先はどこにあるのかっていうこと を改めて確認して知らせる取り組みそして 避難する取り組みというのも求められるの ではないかなと思いましたはい結構地下

シェルターって殺伐としたイメージあり ましたけど先ほどのヘル新規ですかあの プールのようなものも本当にありましたし なんかこういろんな世界によってまた概念 が違うというか平常時でも使えるんだなと びができるとねいいですねはいはいこれ 日本大学筆管理学部の福田教授に伺ってみ ましたらこうおっしゃってますね地震や 津波など自然災害の危機に備えて避難場所 をしているのはなぜかと言と人の命を守る ためです避難先がはっきりしてればそこを 目指してすぐ動けますよねそうですねだ から軍事的な危機の際にもすぐみんなが 動けるように避難場所を整備して指定 するってことが当然だとおっしゃって まこうした備考えること自体怖いことです が必要にもなっています以上みなの疑問 でした

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1 comment

@Liho-RedEncounter January 27, 2024 - 5:21 am

書け何故殺した

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