能登半島地震の被災地は今、瀬戸際に。生活環境の悪化や精神的負担などで命をも奪う「災害関連死」の危機。最も多くなるのが発災後1か月以内とされ、どう命を守るのかが喫緊の課題に。災害関連死の概念が生まれたのは29年前の阪神・淡路大震災。圧死などの「直接死」だけでなく、心不全や肺炎といった疾患で命を落とす者も少なくないことが明らかに。当時の経験を携え能登入りした医療チームの闘いに密着。具体的な対策とは。
番組の詳しい内容はテキストでも▼
https://www.nhk.or.jp/gendai/?cid=dchk-yt-2401-82
【出演者】
中山伸一さん(兵庫県災害医療センター 名誉院長・顧問)、桑子真帆(キャスター)
【放送情報】
NHK 総合 毎週(月~水)夜 7:30~/[再放送]NHK BS 毎週(火~木)午前 4:00~
和島市で被災した池端幸子さん76 歳8歳の翌日体調悪化させなくなりまし た息子のしさん です家族は全員無事でしたが自宅は地震で 日々が入り危険な状態 に家族7人で車中泊することを余儀なくさ れまし た 高血圧の病があったゆき子さんに異変が 起きたのはその翌朝のことでし た顔が真っで ちょっとひどい状態ででま血圧も高いしま 薬も探したんですけどなかなか見当たらん もん で救急搬送を要請したものの到着には時間 がかかると言われたと言い ます 最しさんは自ら運転しましたが地震による 流などで道路状況は 悪化車で10分ほどの距離を1時間かけて 市内の病院に運び込みまし た普段やったらすぐ行けるんやけどやっぱ すぐに病院に行けないっていうこの焦りも あったし病院までちょっと釣りてこうかと 思ってゆっっくりゆっくりはいったんです けど 半蔵時には意識があったものの容大が 急変その後息を引き取りまし た死因は大動脈帰りだと意志から伝えられ まし た幸子さんが災害関連士の疑いがあるか どうか家族には伝えられていませ んどうしてもやっぱちょっと間に合わ んかったって感じですね守れれなかっ たってごめんなっていう感じですよね母親 に も災害関連士のリスクが急速に高まって いる被災 地鈴市の避難所では感染症の症状を訴える 人があついでいまし たお熱なもだったはああ結構ひどなうん 周りにそういう人いっぱいおるかな部屋に ってみて あの方 席はいつもデルがですあけ夕べはさ ちょっとひどなったんやねなあの準備する のでしばらくお待ちしていただきましょう かありがとうございますうんいいよいいよ 大丈夫 よまだ水道も通っていませんしようやくま 電気が通っているところもま出てきて えというところなんですけれども感染症が 一気に蔓延する状況っていうのが整って しまってる 状況です
ね29年前の阪神淡路大 震災避難所で毛衣を振ったのが インフルエンザなどの感染症でし た地震を生き延びにもわらず体調を悪化さ せるなどしてなくなった災害関は9人にり まし たあどうされまし た今回の地震で被災地は新型コロナの脅威 にもさらされていますおさんたはないん ですけど鼻ととちょっと が体調不良を訴えていたこの女性検査の 結果 同じ部屋で暮らす避難者の中にも咳などの 症状が出ていまし たもう蔓延してると思った方がいい状況 ですよね今この状況だと多分ね検査したら かなりの高確率で妖精者出 ます市内のほとんどの医療機関が災し迫 状態にある 鈴医療支援に入った医師たちは適切な医療 につげられるか危を強めていますえその うち9人発して ますも状況が変わってて総合病院の方は もうファンク状態で市民交流センターのこ あの医療管理必要だっていう話があったの ではいそこはピで対応できるかちょっと そこまで手が回るかどうかっていうのが 微妙なところです ね阪神から20年以上また阪神アジに匹敵 するような地震がまたこの1月に起こった まだまだ支援は必要です医療が必要として いる人たちもいっぱいいますなんとかその 避難所内での感染爆発をどうにかして食い 食い止めていきたいなというに思って ます災害関連士につながりかねないもう1 つの要因が精神的なストレス ですなどによる心のケアを行うチーム dpad東日本大震災の後に体制が整え られまし た災害時には被災のショックや環境の変化 によって気持ちが不安定になったり ストレスが原因で病が悪化したりする リスクがあり ます栃木県の病院から派遣された精神会の 下田さん これまでも数多くの災害で支援に当たって きまし た は精神の医さんなんですけどなんか困った ことないですかなだ急に不安に [拍手] なそう避難所を回るに気にかけているのは 避難した人たの睡眠状態 です眠れ てるこで寝
てるこれてあこれかこれ引い てプライバシーを確保しづらく熟睡する ことが難しい避難所での [音楽] 不足 だ [音楽] と さらにお酒あんまり飲まないですかあそれ いいそれ最高絶対それいいお酒は飲まない かな はい過去の震災では避難生活が長期化する 中でストレスからアルコール依存症になる 被災者も少なくありませんでし たどうしたのお腹 こんちは聞き取りをする中で下田さんが気 になったことがありました はいそれはほとんどの被災者が自分は 大丈夫と答えていたことです今日は学校今 んとこに不思議と大丈夫ですあのやっぱり 体のこと注意しなあかんからな自分は ちゃんと取ってよ自分で管理しまいそれ 時々うまいことがあるんよ心配し [音楽] 本人が気づかないうちに心身に不調をきつ ことがあるため継続的な支援が必要だと 下田さんは言います本当に大丈夫なのか どうかって先生どうですかいやみんなそう いますね最初はねうん大丈夫大丈夫っって おばあちゃんおじいちゃん言うけど人間 すぐに弱みは見せないのでだんだん言う ようになりますからねこういうサポートし て るっていうことを言い続けるっていうのは 非常に極めて重だからできることをやり ますえこちらにありますようにえの国の まとめによりますと災害関連士の死因とし て最も多いのが肺炎機関支援などの呼吸 危険疾患でその次にえ新不全雲真っ赤出血 といったえ心臓や血管などの循環器形疾患 ですでこの他突然し自殺なども死因として 上がっています今寒いですしはいあの病気 にかかりやすい条件は揃ってますあでかつ あの高齢化が非常に進んでる中特にこの ノト半島というのは全国でトップクラスの 高齢化の地域ですのでやはり対策が必要だ と思いますねやっぱりあの避難所にいると ずっとじっとしてたりとかですねま色々 制約はあるんですが基本的に動物として あの動いて喋ってあの食べるあま実はそれ にプラスは排泄なんですけどというところ をまあの遠慮せずにできるという環境を 作ってあげるま避難所の環境整備が必要だ と思いますそれからえっとあの泥とかです ね津波をかぶった中で非常に床が汚いわけ
ですけれどもダンボールのベッドを入れる とかですねマジ切りをしっかりしてそう いうあの呼吸感染が広がらないようにする まトイレにおいても手すりとか背もたれも 合わせてしっかりと配備するということが 必要になってくると思い ます [音楽] クローズアップ現代NHKPlusで配信 [音楽] [拍手] 中