リゲルとおじいちゃんの夏【絵本ムービー】読み聞かせ/Picture book

リゲルの冒険シリーズ第ニ弾
「リゲルとおじいちゃんの夏」です。
読み聞かせムービーとなっております。
ぜひご視聴ください。

———————
絵本ムービー
作：よういち　絵：ひろ衛
語り：菊池 ひろ子
声：たみよ、よういち、望月、山内久子

エンドロール「リゲルの夏の思い出」
作詞/作曲/編曲：紺エリコ
歌：たみよ
ピアノ/トイ楽器：紺エリコ
パーカッション：ヨシモトヒトミ
木琴：小山理恵
録音/編集：D.D.（dd-studio）

———————
◇リトルピクチャースタジオ
https://littlepicture-studio.myshopify.com/

リゲルとおじいちゃんの 夏 カーン カーン カーンリゲルは夢を見まし た とても懐かしい 夢だけど朝になると思い出せ ないそんな夢でし [音楽] た リゲルのお家では1年に1度夏の1番暑く なった頃お墓参りをし ますお墓の前でご先祖様に挨拶をするの です今日はお墓参りのためにおばあちゃん の家に泊まりに来てい ますおばあちゃんの家からみんなでお墓に 向かうの ですお墓に向かう途中リゲルの弟のカペラ は不安を感じていまし たカペラは言いまし たお墓って怖いよお化けが出るん でしょうリゲルは得意げに言いました カペラは怖がりだなお化けなんているわけ ない だろうリゲルは弟の前では強い自分を 見せようとするのでし たカペラにとっては初めてのお 墓参りカペラはお父さんに聞きましたお 墓参りってどうやる のご先祖様の前で挨拶するんだ よそう言ってお父さんとお母さんはお墓の 前で目をつりまし たカペラは言いましたどうして目をつる の心の中でお話ししてるの さお父さんを見てリゲルも目をつりまし [音楽] たおばんの家では近所のみんなが集まって きてくれまし た毎年こうやってみんなで食事をするの [音楽] ですまた一段と大きくなったな学校は 楽しいかい勉強してるのか いリゲルは色々な質問を受け ますリゲルは大きくなったら何になりたい んだ リゲルは息よよと答えました僕は強くなり たいリゲルの一言でみんなは笑いまし たおじさんは言いましたリゲルのおじい ちゃんもとても強い人だった よおじい ちゃんリゲルの言葉にお父さんは言いまし たいないのかいリゲルがカペラぐらいの頃 よくおじいちゃんと裏山に遊びに行ってい たんだ

ぞ ふんリゲルはおじいちゃんを思い出そうと しましたがなかなか思い出せませ んカペラはお父さんに聞きまし たおじいちゃんは今どこにいる のおじいちゃんは今祖様一緒にいる [音楽] よ カーン カーン ガーンその日の夜リゲルは夢を見まし たいつも見ているような 夢いつも同じような夢 [音楽] あったかく懐かしい 後ろ姿だけど朝になると思い出せない そんな夢でし [音楽] た次の日リゲルはに向う準備をしてい ますリゲルが夢で見た後ろ姿はおじい ちゃんだと思ったから です浦山に行けば何か分かるかもしれ ない出発しようとするリゲルを見てカペラ は近寄って言いましたお兄ちゃんどこ行く の羨まさあまり遠くに行くと危ないよ 大丈夫さ僕は強いからねどこにだって 行けるさカペラも 行く弟の前で強がるリゲルでしたが一緒に 行く相手が 見つかりほっとするのでし たリゲルとカペラは裏山を淡々と登っ ていきまし た進むに 山の木が光を 遮りとても暗い道になりまし た怖がるカペラにリゲルは強がりを見せ ながらも恐る恐る前に進むのでし [音楽] たようやく暗い道を抜けると光が差しそこ にはお花畑がありまし [音楽] たお花畑には色とりどりのお花が咲いてい てとてもいい匂いがしまし たリゲルはその匂いに懐かしさを感じまし たリゲルとカペラがお花畑に見れていると 大きな蜂が飛んできまし たカペラは大きな蜂を見て言いました蜂が いる怖い よリゲルはカペラを見て言いましたあんな 蜂怖いものかよし捕まえよう そう言うとリゲルは持っていた虫取り網で 蜂を追いかけていきました危ない よカペラは走り出したリゲルに必死につい て行きまし [音楽]

たその 時さっきまで明るかった光が なくなり空の雲行きが怪しくなりまし た今にも雨が降りそうな空へと一気に 変わっていきまし たカペラは叫んで言いましたお兄ちゃん 帰ろう よカペラの言葉に見向きもせずリゲルは先 に進んでいってしまいまし [音楽] たリゲルが蜂を追いかけていくとそこには 大きな切り株と古い小さな小屋がありまし た追いかけた蜂は小屋の屋根へと飛んで いきまし た小屋の屋根に巣があるの ですリゲルは小屋を見て懐かしさを感じ まし [音楽] たギガギガ ドーン空からき音がきまし た雷が 鳴り響きすぐに雨が降ってきまし [音楽] たリゲルは慌ててカペラを誘導しまし たあの小屋の中で雨宿り しようリゲルはカペラと目の前にある古い 小屋に逃げ込みまし た ギガギガ ドドーン雷と雨はますます強まり ますそれを聞いたリゲルとカペラは小屋の 中でうずくまりまし たお兄ちゃん怖い よ怖がるカペラを見てリゲルも雷の音に怖 がり怯えるのでし たいつものようなカペラへの強がりはでき ませ んそのうちカペラは泣き出してしまいまし たリゲルはカペラを励ますこともできず 泣きそうな気持ちを必死で抑えまし た カーンカーン カーンリゲルが俯いていると外から夢で 聞いたあの音が聞こえまし た懐かしいあの 音リゲルは 立ち上がり窓の外を見ました 雨の中光が刺し空が明るくなりまし た先ほどの切り株は大きな木と 変わり夢で見たあの風景へと変化しまし たおじいちゃんが鳴らすあの斧の 音お花畑の懐かしい [音楽] 匂いそれは昔リゲルが同じ窓から見た光景 でし

[音楽] たリゲルは思い出しまし た昔リゲルがカペラくらいの 時おじいちゃんとこの小屋によく来ていた こと今と同じように山の天気が変わった時 リゲルもカペラのように泣いていた ことそして抱きしめてくれたおじいちゃん の ぬくもりおじいちゃんのかけてくれた 言葉 ドドーンという雷の音でリゲルは我れに 帰りまし た先ほどの風景は消えてしまいまし た雨はまだ強く降り注いでい ますリゲルはおじいちゃんのぬくもりを 思い出し励まされている感じがしました 勇気を出して泣いているカペラに言いまし た大丈夫僕がいる よそしてリゲルはカペラを抱きしめまし たカペラはリゲルのぬくもりを感じ温かい 気持ちになりまし たおい誰かいる か外から誰かの叫び声がしました おーいお父さんの声 ですお父さんが嵐の中助けに来てくれまし たあお父さん お父さんほっとしたリゲルは泣き出して しまいまし [音楽] た [音楽] 嵐が 病みお父さんとお家に帰るとお母さんとお ばあちゃんが心配していまし たそしておばあちゃんは温かい蜂蜜ミルク を作ってくれまし た心配かけてごめん なさいリゲルはで見たことあの裏山で感じ た ことおじいちゃんを思い出したことを家族 に話しまし たおばあちゃんは言いまし たあの小屋はおじいさんの仕事場だったの よリゲルはあの場所覚えていたの ねリゲルは言いました僕あの場所でおじい ちゃんに会えた気がしたよ おばあちゃんはそれを聞いてにっこりし まし た蜂蜜ミルクの甘い味に懐かしさを感じ まし [音楽] たその次の日リゲルはおじいちゃんのお墓 に向かいまし た お墓の前でリゲルは心の中で言いまし

たおじいちゃん [音楽] ありがとう 夏の晴れた昼 さかり 思い出せないいつもの 夢隣の手握る不安けれども進む何かわかる 気がし て [音楽] 暗い道嵐の気配僕がいれば平気さ 平り ざめふらしやっぱり僕も怖くなってきた な その 時窓に見えたん だ これはいつもの夢 の景色 だ き なき あの の 懐かしい 匂いや光の [音楽] 泣いていたの頃にもらた ぬくもり今度は僕 が小さな 隣の手に あげるん だほらも安心 さ [音楽] 夏の晴れた昼 盛り思い出したよ あの おかげ 温かくて強い人もう忘れない [音楽] [音楽] よ [音楽] [音楽] HV