5月3日に福島県いわき市で行われた、福島県ソフトテニス選手権。県のトップレベルが集まるこの大会で注目されたのが、最年少の双子のペア。
<ヒメ・ユメの挑戦>
須賀川市の中学1年生、大武姫菜さんと夢菜さん。名付けて『ヒメ・ユメ』ペア。
ペアを組んで2023年で7年目。今では全国大会で優勝する実力で、この日は年上のクラス『一般女子の部』に出場。姉の姫菜さんは「強い人ばかりなので1セットでも多く取れるように頑張りたい」と意気込みを語った。
二人は双子ならではの、息のあったコンビネーションで年上の選手達に果敢に挑みんだ。
<着実に成長 全国優勝も>
競技を始めたのは小学1年生の時。その後は、新型コロナの影響もあり大会が中止になるなど辛い時期もあったが、地道に練習を重ね2022年は小学生の全国大会で優勝を飾った。
<2人でいるから強くなれる>
姉の姫菜さんは普段は物静かで、妹の夢菜さんは話好きと性格は好対照。しかし、二人は頼りになる『仲間』でもあり『ライバル』でもある。
妹の夢菜さんは「姫菜といるときはケンカしちゃうんですけど、結局は最後はいつも2人で協力して勝ったりるので、すごく楽しいです。2人でいると」と話す。
頑張れる理由を姉の姫菜さんに聞くと「夢菜よりうまくなりたい。もっとたくさん優勝できるように頑張りたいから。2人じゃないと、たぶん頑張れなかったと思う」と答えた。
<最強のコンビでライバル>
年上のクラスに出場という大きなハンデがあったにも関わらず、4戦全勝。見事、最年少で優勝を飾った。
大会について話を聞くと、姉の姫菜さんは「強い人とたくさん戦えて楽しかった。夢菜がちゃんとプレーでリードしてくれたので、最後まであきらめずに勝てたのでよかった。中学校でも全国優勝出来るようにしたい」と話した。
最強のライバルで最強のコンビでもある「ヒメ・ユメ」ペア。これからも目標に向かって歩み続ける。
1 comment
"ソフト"テニス界か…
紛らわしい〜