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ヒマワリといえば、夏を代表する花ですが、秋になった今、鹿児島県南九州市で見ごろを迎えている場所があります。一面黄色く染まる風景は圧巻です。
南九州市川辺町、大久保自治会のヒマワリ畑です。
秋の澄み切った青空のもと、太陽に向かって元気に咲くヒマワリ。
「晩秋に咲くひまわり」として、地域をあげて育てています。
中俣美咲 気象予報士
「2023年は2022年よりも3万本も多い、18万本のヒマワリが咲きます。一面ヒマワリに囲まれて、元気の出る風景です」
訪れた人
「10月にひまわりを見られて最高ですね」
「癒やされます。笑顔になれて幸せ」
ヒマワリを植えるようになって今年で12年目。
8月下旬から4回に分けて種をまいたため、花を長い間楽しめるのも、このヒマワリ畑の特徴です。
大久保自治会・東達子さん
「小さな山の中の集落に、たくさんの人が訪れてとてもうれしい気持ちでいっぱい」
大久保自治会・東篤さん
「素晴らしい、きれいだな、という声を聞けば苦労も吹き飛ぶ」
ヒマワリでかたどった平和を願うメッセージもあり、こちらも今から花が咲く予定です。
南九州市川辺町の大久保自治会の皆さんが大切に育てたヒマワリは、1人5本まで持ち帰ることができます。
見頃は、11月中旬まで続きます。