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鹿児島県内の様々な仕事を紹介する本が鹿児島市の小学校で配布されました。
「鹿児島県のおしごと本」は、2022年に引き続き、KTSが発行したもので、KTSの中俣美咲気象予報士が鹿児島市の紫原小学校を訪れ、本を配布しました。
本では医師や醸造技師、巫女など37種類の仕事が紹介されています。
「巫女さんはあまり分からない職業だったから、たくさんいろいろなことを知ることができて良かった」
また、10月5日にはKTSの前田俊広社長が県教育委員会の地頭所恵教育長に「おしごと本」を手渡しました。
県教委によりますと、2022年3月卒業の県内高校生の県外就職率は、35.5%で鹿児島の未来を担う人材の確保は、課題となっています。
県教育委員会地頭所恵教育長
「本をきっかけにして、子供たちが鹿児島での仕事について興味を持ってもらって、将来的に県内の就職につながれば」
「鹿児島県のおしごと本」は、県内の小学5年生の約1万5000人に配られる予定です。