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夏休みを前に子どもたちに海や川の事故から命を守る泳ぎ方を教える特別授業が那覇市の小学校で行われました。
▽宜野湾市消防職員・仲村翔さん
「水に入る予定がない時に事故は起きます。だから洋服を着たままの事故がとっても多いです」
那覇市の大名小学校で開かれた特別授業で5年生と6年生の児童が実践したのは服を着た状態で泳ぐ「着衣水泳(着衣泳)」です。
海や川に転落したり遊泳中に沖に流された場合、衣服を着たまま泳ごうとすると水の抵抗や服の重さですぐに体力を消耗するため、無理に泳がず服の浮力を使って浮いて待つことが大切です。
▽児童
「自分がもしも溺れた側になったら落ち着いて浮いて救助を待ちます」
「友達とか家族にもきょう習ったことを伝えてこれ以上事故が起こらないようにしたいと思います」
子どもたちはペットボトルが浮き輪の代わりになることなど、水難事故から命を守る方法を学んでいました。